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ChatGPT創業者主導の暗号資産(仮想通貨)WorldCoin、ユーザーが急増=日本市場にも期待感

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ChatGPT開発企業OpenAIのサム・アルトマンCEOが主導する暗号資産(仮想通貨)プロジェクト、WorldCoin(ワールドコイン・WLD)が6日に公表したブログによれば、WLDローンチ後7日間で、World IDの週間認証数が倍増。週間アクティブWorld Appユーザーは3倍、週間アカウント作成数は10倍以上に増加している。

World IDの登録は今年の1月から7月の間に100万から200万人を突破し、かかった時間は100万人到達と比べ、半分以下だったという。同社はユーザーの増加に関してWorld IDに対する世界的な需要の持続的な増加を示していると見ている。

現在、日本では約1万5000人以上のユーザーがWorldcoinアプリをダウンロードしている。独自のシステムにより虹彩を使った本人認証を行う装置Orbsは東京を中心に6ヶ所に設置されている。

WorldCoinアカーシュ・サンギ開発責任者はBeInCryptoJapanへの独占インタビューで、「ここ数日間の私の肌感から言って、日本は間違いなく素晴らしい市場だ。日本市場は我々にとって非常に重要なものとなるだろう。我々は、規制承認の取得や現地チームの採用を進め、日本でのビジネスの拡大を図る方法を模索する。日本市場は世界の他の市場とは大きく異なるため、異なるアプローチを取る必要がある。しかし、一旦そのプロセスが始まれば、日本市場はWorldcoinにとって全世界で最も興味深い市場の1つとなると確信している」と語った。同氏はWorldCoinの認証方法への懸念について「SNSやメディアではよく、全ての情報がいつでも公になると言われますが、実際はそうではない。我々は、読者にブログ記事やホワイトペーパーを一読し、技術的な詳細を理解していただくことを強く推奨する」と述べた。

ケニアでは2日、公共の安全性と金融取引の信頼性に関する懸念から、Worldcoinの運営を一時停止している。さらにWorldCoinは同日、ロイター通信に対し、Orbsによる虹彩スキャンと身元確認技術を他の組織にも利用させることを目指していると語った。

ChatGPTはアップデートを実装

アルトマン氏が主導するOpen AIのChatGPTは現在、アップグレードを行なっており、以下の機能が順次、使用可能となる予定。

  • 新規チャット開始時にはプロンプトの例を表示し、即座に始められるようサポート。
  • 会話を深化させた提案返信機能を追加。
  • Plusユーザーは以前選択したモデルが記憶され、GPT-4がデフォルトで使用できる。
  • 複数ファイルのアップロードが可能で、データ分析と洞察生成が容易になる。
  • 2週間ごとの自動ログアウトもなくなり、シームレスなアクセスを提供するログインページが登場。
  • キーボードショートカットを追加し、効率的な操作が可能に。

OpenAIはこのほど、同社の新自然言語処理AIモデルGPT-5の商標権を米国特許商標庁(USPTO)に提出していた。GPT-5は画像・音声・言語解析に対応する対話型マルチモーダルAIモデルになると見られる。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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