オープンAI創業者サム・アルトマンCEOの暗号通貨プロジェクト「ワールドコイン」は15日、ワールドコインが開発資金として1億ドルの調達を目指して協議中だ。英有力経済誌、ファイナンシャルタイムズが報じた。
1億ドルは既存および新規投資家から調達される。ワールドコインは今後数週間で発売する準備をしており、調達予定の1億ドルはその費用に当てられる。同プロジェクトの過去の投資家には破産した暗号通貨取引所のサム・バンクマンフリード元CEOなどがいたことで知られる。資金調達に詳しい関係者は同誌に対し「下落相場が続くなか、プロジェクトがこの金額の投資を得ることは驚くべきことだ」と述べた。
同プロジェクトは11日、World IDと8日にローンチしたノンカストディアルウォレットアプリWorld Appが近日中にオプティズムのメインネットで利用可能になることを発表していた。
- ワールドIDは、プライバシーファーストの分散型IDプロトコル。プライバシーを保護しつつ、ウェブサイトやSNS、dapps(分散型アプリケーション)に本人確認・サインインすることを可能にする。
アルトマンCEOの暗号通貨プロジェクト「ワールドコイン」は、同氏と物理学者アレックス・ブラニア氏が2020年に設立した暗号通貨プロジェクト。ワールドコインは分散型IDネットワークの構築を目指しており、その所有権をコミュニティに渡すことで、グローバルエコノミーへのアクセス拡大を図る。同プロジェクトではユニバーサルベーシックインカムの提供も目標に掲ている。
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