予測市場では、XRP価格が8月末までに1ドルを下回る確率が65%と示されている。テクニカル分析も同様の方向性を示している。
この見通しは、トレーダーが実際の資金で予想に賭けるプラットフォーム「Polymarket」によるものだ。弱含むチャートや需要減退、下落を見込むトレーダーのポジションが確率と一致している。
XRPチャート、出来高減少の中で弱気パターンを形成
警戒感は、XRPが今月1ドルを下回るとしたライブ予想市場から始まった。日足チャートはその賭けを裏付けている。
XRPは、真ん中が高く両側が低い「ヘッド・アンド・ショルダー(頭と肩)」型の弱気転換パターンを描いた。この形はサポートとして機能する右肩下がりのネックライン上にある。
出来高も重要な要素だ。売りの出来高は8月3日から7日にかけて急増し、売り手がネックラインへの圧力を強めた。それでも8月7日には買い手が一時的に下支えした。ただし、この防衛は力強さを欠いた。反発局面の買い出来高が弱く、サポートが脆弱であることが浮き彫りとなった。
ただし、このような脆弱なチャートパターンも、当該パターンを意識した資金の動きが伴わなければ重視されない。次はポジショニングに注目する。
クジラも個人も共にショート志向
XRPを取引する投資家から強気なシグナルは出ていない。クジラと個人投資家のポジション乖離インジケーターは-6.3と、一定水準で推移する。これは最大規模のトレーダーと個人のポジション比率を示す。
この数値は、大口投資家が個人よりも96%多くショートに傾いていることを意味する。つまり、プロが弱気で、個人も1ドルを維持するより<a href=”https://jp.beincrypto.com/xrp-price-dollar-support-risk/” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>同様に弱気へ傾斜している。
現物需要も警戒感を反映する。XRP現物の全取引所からの流出額は、8月3日時点の約5600万ドルから、8月10日までの1週間で430万ドルに縮小。個人投資家による買い意欲は92%減少した。
ネットフローは依然マイナス水準にあるが、減少ペースからは新規買い手の不在が示唆される。このため<a href=”https://jp.beincrypto.com/xrp-price-support-breakdown-risk-analysis/” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>サポート割れリスク
センチメントと資金フローがともに弱気な中、XRPの価格チャートとその水準が重要な判断基準になる。
次の動きを左右するXRPの価格水準
ネックラインは1.02ドル付近にあり、この水準は偶然ではない。フィボナッチ0.618水準も同じく1.02ドルに位置するため、1.02ドルはチャート上で最も強固なサポートゾーンの一つとなる。XRPは本稿執筆時点で1.03ドル近辺で推移し、8月7日の試練をかろうじて耐えている。
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明確に1.02ドルを割り込めば、弱気パターンが確定する。目標水準は約9%下の0.92ドル付近で、これは1ドルを下回る領域であり、Polymarketの予測とも一致する。さらに下落が進めば、1.618倍の拡張水準である0.89ドル近辺が視野に入る。
ただし、弱気シナリオが必ずしも成立するわけではない。ヘッド・アンド・ショルダー型はネックラインが何度も維持されれば失敗に終わることもあり、出来高が乏しい下抜けでは早期の売り方が巻き込まれる可能性もある。
上昇に転じるには、XRPが約1.09ドルを回復する必要がある。1.16ドルを明確に上回れば完全に売り方の展開が否定され、買い手が主導権を握ることになる。この<a href=”https://jp.beincrypto.com/xrp-price-prediction-august-2026/” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>8月のXRP価格予想記事
1.02ドルのラインが、XRPが1ドル水準を保つか、Polymarketが予測する0.92ドル台への下落に向かうかの分岐点となる。









