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最新macOSからビットコイン論文が削除

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アップル製品専門サイト9to5Macによれば、アップルは26日までに最新MacOSからビットコイン論文を削除した。

ビットコイン論文については、米ITブロガーのアンディ・バイオ氏が6日、アップルMacシリーズの一部にPDFが格納されていることを発見。macOSに標準装備されているUNIX端末エミュレータ「ターミナル」から以下のコマンドを入力すると、ビットコイン論文のPDFにアクセス可能だった。

入力コマンド:
open /System/Library/Image\ Capture/Devices/VirtualScanner.app/Contents/Resources/simpledoc.pdf

ビットコイン論文のPDFは2018年リリースのMojave(10.14.0)以降、Ventura(13.3)までのmasOSを搭載しているMacシリーズのパソコンで閲覧できる。

9to5Macによると、最新macOSであるVentura(13.4)ベータ版ではビットコイン論文PDFが削除されていた。Ventura(13.4)の正式リリースに伴い、ターミナルのコマンド入力によってビットコイン論文PDFを閲覧することは不可能となる。

macOSには、何らかの特定のアクションがなければ表示されない隠しファイルが数多く存在するが、ビットコイン論文もその一つだった。なお、ビットコイン論文がmacOSに隠されていた理由については明らかとなっていない。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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