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バイナンスジャパン、サービスを提供開始=既存登録者は12月より使用可能

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更新 Shota Oba

最大手暗号資産(仮想通貨)のバイナンスの日本法人プラットフォーム、バイナンスジャパンは1日、サービスおよび、新規利用申込の受付を開始した。なお、既にグローバルのバイナンス口座を所有するユーザーに関しては、同日からの新規利用の対象外となる。

提供される銘柄・サービスは以下の通りとなる:

対象者:

  • 日本国内居住者のうち、満18歳以上の人
  • Binance Japanの口座登録を行い、利用規約に同意した人(グローバルの既存ユーザーは除く)
  • 本人確認手続きの審査を通過した人

既存ユーザーは14日以降よりグローバル版から日本版に移行手続きが可能で、12月1日以降よりバイナンスジャパンが利用可能となる。移行手続きを行うユーザーはKYCが改めて必要となる。トラベルルールに関して同社は、国内では唯一となるグローバル・トラベル・ルール(GTR)を採用している。

先物取引を含むデリバティブ取引サービスについては、今後の提供に向け、順次日本法令に準拠した形で鋭意準備を進めていくという。日本で暗号資産関連デリバティブ取引を行う場合には、第一種金融商品取引業の登録が必要となる。

サクラエクスチェンジビットコイン(旧体制下)で提供していた銘柄のSymbol(XYM)・MonaCoin(MONA)・Flare(FLR)・Cosplay Token(COS)については中止扱いとなり、今後方針を決めていくという。

JVCEA(日本暗号資産取引業協会)は1日付けで、ビルドアンドビルド(BNB)とアルゴランド(ALGO)の新規取り扱いを開始。ALGO、BNBはバイナンスジャパンで国内で初上場となった。バイナンスジャパンの千野代表は25・26日に仮想通貨メディアコインポストが開催した「WebX」の開催セッションにて、「自社の日本円ステーブルコインに対して非常に高い関心を持っている。エコシステムを使いやすくするためにステーブルコインの発行は不可欠だ」バイナンス上での日本円ステーブルコイン発行の可能性を示唆。今後のバイナンスジャパン独自のエコシステム構築に期待が高まる。

バイナンスローンチプールにはSEI、CYBERが登場

同社グローバルプラットフォームは1日、バイナンス・ローンチプールの第34番目のプロジェクトとして、SEI(SEI)・Cyber(CYBER)のステーキングサービスを開始した。

バイナンス・ローンチプールでは、新興プロジェクトのプールにトークンをステーキングし、報酬を獲得できる。報酬はステーキング額に基づき日次で計算される。バイナンスはローンチプールを通じて流動性が要件を満たした後に同2名柄を上場させる。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。...
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