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バイナンス・ジャパン(仮称)、8月1日以降にローンチへ

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暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは26日、日本居住ユーザー向けの新サービス「バイナンス・ジャパン(仮称)」提供について、8月1日以降に開始する。バイナンス・ジャパンの稼働に伴い、グローバル版バイナンスは、日本居住ユーザー向けに提供中のサービスを順次終了する。

今夏に予定されているバイナンス・ジャパンのローンチに伴い、グローバル版バイナンスの既存ユーザーは、新プラットフォームへのアカウント移行が必要となる。ユーザーの本人確認(KYC)が必須となり、手続き期間は8月1日から11月30日まで。

日本居住ユーザーは本人確認が未完了の場合、バイナンス・ジャパンで暗号通貨の売買ができなくなるため注意が必要。なお、資産の出金については引き続き可能とのこと。グローバル版バイナンスについて、日本居住ユーザーは11月30日を以て、同プラットフォームを完全に利用できなくなる。

グローバル版バイナンスは日本居住ユーザーの取り扱いに関し、5月時点でデリバティブ口座の新規開設受付を停止し、6月にはオプション取引サービスの新規提供も停止予定。段階的にサービス提供を終了することで、バイナンス・ジャパンへの移行をユーザーに促している。

バイナンス・ジャパン開始時の暗号資産現物取引における対応予定通貨は約30種類。日本国内で合法的に暗号資産取引所を営業するためには、日本金融庁 (JFSA) の認可・暗号資産交換業者登録が必要となる。バイナンスが発行するバイナンスコインBNB)をはじめ、同取引所が扱う日本未上場の人気銘柄が、どの程度金融庁ホワイトリストに登録され上場するのか、関心が集まりそうだ。

ホワイトリストとは:
金融庁に登録されている、国内取引所で取り扱われる暗号通貨のこと。改正資金決済法(17年4月施行)によって、暗号資産を取り扱う国内取引所が金融庁の登録制になったことがきっかけで生まれた。 ホワイトリスト入りしている暗号通貨は所定の審査を経ていることから、他銘柄と比較して安全性や信頼性が高いとされる。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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