Bit Digitalの株価が上昇、第2四半期は1億720万ドルの純損失を計上 他の暗号資産関連株の売りに反して堅調
ナスダックに上場するイーサリアム(ETH)のトレジャリーおよび生成AIインフラ企業であるBit Digitalは、売上高が3210万ドルとなった。これは前四半期比で15%の増加。
Bit Digitalの四半期損失に投資家は冷静な反応
投資家は見出しの損失額よりも営業段階に注視した。株価は木曜日に2.05%上昇し1.49ドルで終え、時間外取引ではさらに1.34%上昇し1.51ドルとなった。
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この反応は、今週の暗号資産関連決算発表とは対照的だった。Bitdeerは8月10日の決算後、およそ20%下落。Forward Industriesは時間外で1.36%下げたが、通常取引は上昇で終えた。
同様の傾向は、他の主要な暗号株であるコインベースやMARAホールディングス、クリーンスパークでもみられた。
Bit Digitalの損失のうち約8600万ドルは、キャッシュを伴わないデジタル資産の評価変動や営業外項目によるものだった。この中には流動性ステーキングETHの4600万ドルの減損が含まれ、同社は実現損ではないと説明している。
損失幅も縮小した。Bit Digitalは第1四半期に1億4670万ドル(1株当たり0.45ドル)の損失を計上。今四半期は1株当たり0.31ドルの損失となった。
一方で営業事業は拡大した。クラウドサービス事業の売上高は42%増の2380万ドル、粗利益率は約58%。グループ全体の粗利益は1860万ドル。
イーサリアム・トレジャリーがAI事業の原資に
Bit Digitalは6月30日時点で16万4310.5ETHを保有。5月11日に8568ETH(2000万ドル)を追加購入し、四半期中の売却はなかった。同社はトレジャリーの一部を担保に5000万ドルを調達。
また自己資本から最大1億5000万ドルを、NC-1データセンターキャンパスのディレイド・ドローファシリティ経由でWhiteFiberに拠出。Bit Digitalが保有するWhiteFiber株2700万株は、四半期末時点で想定評価額が約10億5000万ドルに達した。
サム・タバールCEOは、市場がこの変化を織り込んでいないと指摘する。
「四半期を通じて業績は改善したが、評価額は変わらなかった。市場は依然としてBit Digitalを受動的なデジタル資産トレジャリーと見なしている。取締役会ではこのギャップ解消の選択肢を検討中だ」とコメントした。
WhiteFiberは直近の決算以降、合計契約額5億4000万ドル超となる複数年契約を新規締結。タバール氏によれば、すべて稼働すれば年商2億ドル超の見通し。
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