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ビットコイン価格予想|強気トレンド突入の可能性大

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ヘッドライン

  • ビットコインは直近で、週足終値の年初来高値を更新した。これは強気トレンドの継続を示唆する
  • 値動きと波動分析の両方から、強気トレンドが継続する可能性が強く示唆される
  • 長期の見通しでは強気トレンドだが、今後2万4800ドルを下回った場合、弱気トレンドと価格下落が予想される
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暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は6月15日より上昇し、同月23日には年初来高値となる3万1400ドル台を記録した。その後はやや下落しているが、今後は年初来高値の更新に向けて上昇を続けると予想される。直近の週足終値も年初来高値の3万0600ドル台となった。

ビットコイン価格、新たな強気トレンドに突入か

週足チャート分析によると、ビットコイン価格は3万ドルの水平ラインに達している。これは最も重要な水平ラインの一つであり、2021年以降、支持線(サポートライン)兼抵抗線(レジスタンスライン)として機能してきた。

ビットコインは6月15日、2万5000ドルの下値支持線(緑色のアイコン)で反発し、上昇を開始した。現在は3万ドルの上値抵抗線の少し上で取引されている。週足終値が上値抵抗線を上回ったことは、調整が完了し、新たな強気トレンドが始まった可能性を示唆する。

さらに週足RSI(相対力指数)は2週間前に50ライン(緑色の円)から反発した後、上昇していることから強気を示している。RSIが価格と同時に反発したことで、強気トレンドをさらに裏付けている。

BTC/USDT週足チャート(TradingView

RSI(相対力指数)とは:
暗号通貨が買われすぎか、売られすぎかを判断する指標として利用される。数値は0~100で表され、一般的に50以上で強気トレンド、50以下で弱気トレンドと判断される。価格が反発するとRSIも反発する場合が多い。

ビットコイン価格、波動分析をみても長期の強気トレンドか

日足チャートによると、エリオット波動理論に基づく波動分析と値動きから強気トレンドの見通しが示唆される。

波動カウントは、ビットコイン価格が長期的な5つの波の上昇(黒)の第3波にあることを示唆している。通常、第3波は上昇波のなかで最も鋭く上昇する。第1波と第3波の比率を1:1とすると、4万2700ドル付近の高値が予想される。第3波が伸び、第1波の1.61倍の長さに達した場合、価格は5万3600ドルに達する可能性がある。

値動きも強気トレンドを支持している。取引パターンにおいては通常、下降チャネルからのブレイクアウトは、新たな強気トレンドが始まったことを示唆する。下降チャネルは修正構造を含んでいるため、同チャネル内の動きは第2波(修正波)の一部である可能性が高い。

BTC/USDT日足チャート(TradingView

ビットコイン価格、現在が大底の可能性もあり

より短期の6時間足を見ることで、短期的な底値を判断することができる。第3波内における小波動(白)を見ると、高値からの微減は調整の動きである可能性が高い。

最も可能性の高いシナリオとしては、2万9000ドルを下回ることはなく、4万ドルを超えて上昇を続けるだろう。ビットコイン価格動向は長期の強気トレンド突入を示唆する一方、小波動のうち、第1波(上昇波)の安値である2万4800ドル(赤線)を下回ると、弱気トレンドを示唆し、その場合は2万ドルまで下落する可能性が高い。

BTC/USDT6時間足チャート(TradingView
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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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