ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめとする主要な暗号資産(仮想通貨)が27日朝、上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が25日から26日にかけて開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利の0.25%引き上げを決定したことが影響したと見られる。
利上げは暗号通貨を含めたリスク資産のボラティリティ(価格変動)を示唆する重要サインとされている。政策変更の兆候がないか、ジェローム・パウエルFRB議長の発言に注目する投資家も多い。
パウエル氏は会合後の記者会見で「経済指標がさらなる利上げの必要性を示唆し、会合でその結論に達すれば利上げに踏み切る」と述べ、追加利上げについても含みを持たせた。今回の会合で、金利誘導目標レンジは従来の5.00〜5.25%から、5.25〜5.5%となり、22年ぶりの高水準に。2023年のFOMCは、9月19日・20日(第6回)、10月31日・11月1日(第7回)、12月12日・13日(第8回)と、今後3回開催される。
ビットコインは27日朝、2万9655ドルに達した後、現在は前日比0.6%増の2万9430ドルで落ち着いている。しかしながら、14日に記録した年初来高値の3万1800ドルと比較し、下落したままとなっている。

ビットコイン価格の最新予測はこちら
免責事項
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。...
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。...
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー