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ビットコインSV(BSV)、月初比40%上昇も下落基調か

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ヘッドライン

  • ビットコインSV(BSV)は3日、月初比38.3%増となる43.43ドルに達した。しかし直後に反落し、現在価格は前日比10.7%減の36.48ドル
  • BSVは50ドルの上値抵抗線(レジスタンスライン、青線)を上回ることができなかったため、下落基調が優勢
  • 週足RSIは52とやや強気に傾いており、強気のダイバージェンスが観測されており、弱気トレンドが示唆されている
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暗号資産(仮想通貨)ビットコインSV(BSV)は3日、月初比38.3%増となる43.43ドルに達した。しかし直後に反落し、現在価格は前日比10.7%減の36.48ドル。暗号通貨ビットコインSVは国内取引所BitTrade(ビットトレード)で取り扱いがあり、日本居住のユーザーは日本円で直接購入できる。

ビットコインSVは、ビットコインキャッシュBCH)からハードフォーク(ブロックチェーンの永久的な分岐)したことにより誕生した暗号通貨。ビットコインキャッシュもまた、ビットコインBTC)からハードフォークされた暗号通貨だ。

ビットコインSV、大幅上昇も弱気トレンドが優勢

週足チャートのテクニカル分析によると、ビットコインSVは下落基調が優勢だ。主な要因として、50ドルの上値抵抗線(レジスタンスライン、青線)を上回ることができなかったため。これはビットコインSVにとって重要なレジスタンスラインとして機能しており、2022年11月に50ドルを割り込む以前は、サポートライン(下値支持線)として機能していた。

ビットコインSVは6月最終週に一時56ドル台まで高騰し、週足終値は49.99ドルだった(丸部分)。しかしその後、2週間かけて全値押しを記録。これは、上昇の勢いを維持できなかったことを意味する。一般的に全値押しのチャートパターンが出現すると、弱気トレンドを示唆する場合が多い。このことから、50ドルがレジスタンスラインとして機能していることが確認できる。

BSV/USDTチャート(TradingView

4日現在、ビットコインSVが急落している一方、週足RSI(相対力指数)は52とやや強気に傾き、強気のダイバージェンス(チャートの値動きとインジケーターの逆行現象)が観測されている。強気のダイバージェンスとは、価格が下降する一方でインジケーターが上昇している状態。同現象は下降トレンドの際に発生するケースが多い。

BSVの価格予測は、週足終値で50ドルを明確に上回った時点で、強気トレンドへ転換するものと予想される。現在、最も近いサポートラインは25ドルで、現在価格より31.5%低い。最も悲観的なシナリオとしては、今後25ドルまで下落する可能性がある。

RSI(相対力指数)とは:
暗号通貨が買われすぎか売られすぎかを判断し、市場の過熱感を示すオシレーター系のテクニカル指標。数値は0~100で表され、一般的に50以上で強気トレンド、50以下で弱気トレンドと判断される。

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Shunsuke-Saito.png
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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