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ビットトレード、暗号資産ソーラー(SXP)を国内初上場へ=26日から

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ヘッドライン

  • 国内暗号資産取引所ビットトレード(旧フォビジャパン)は26日より、暗号資産ソーラー(SXP)の取り扱いを開始する
  • Solarは2018年に立ち上げられたプロジェクトであり、ブロックチェーンのスケーラビリティや、スマートビジネスの開発効率の向上を目指す
  • SXPには発行上限が設定されておらず、プログラムによる自動追加発行が行われる
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国内暗号資産取引所ビットトレード(旧フォビジャパン)は26日より、暗号資産ソーラー(SXP)の取り扱いを開始する。SXPの取り扱いは同日15時から開始され、販売所サービスでの購入・売却が対象で現物のみの取り扱いとなる。入出金にも対応予定だ。

ソーラー(Solar/SXP)とは

Solarは2018年に立ち上げられたプロジェクトで、ブロックチェーンのスケーラビリティや、スマートビジネスの開発効率の向上を目指す。Solar製品にはSolar Walletがあり、これはSXPブロックチェーンと直接やり取りするためのソフトウェアである。最初のSolar WalletはARKリポジトリからフォークされ、SXPコインの送受金やSXPブロックチェーン上での代表者投票などの基本機能を提供する。デスクトップ、モバイル、ブラウザウォレットが開発中であり、SXPブロックチェーンの全機能を利用できるようになる予定だ。技術基盤として、SolarはSolar Coreによって動作する。Solar Coreは堅牢なLayer-1ブロックチェーンフレームワークで、Delegated Proof of Stakeコンセンサスを採用している。

  • DPoS(Delegated Proof of Stake)とは、ブロックチェーンのコンセンサス・アルゴリズム。トークン所有者が代表ノードを選出し、効率的なブロック生成を行う。これにより、エネルギー消費が少なく、高速なトランザクション処理が可能となる。

SXPは、支払い、代替不可能トークンの作成、メタバースでの使用、ステーキング、ローンチパッド上のプロジェクトへの資金提供、ガバナンス提案への投票など、複数の利用方法が可能。

SXPには発行上限が設定されておらず、プログラムによる自動追加発行が行われる。しかし、SXPには焼却メカニズムがあり、Solarチェーン利用時の取引手数料および出金手数料の90%がオンチェーンで自動的に焼却される。この追加発行と焼却のバランスにより、インフレまたはデフレが発生し、トークン価格に影響が出る可能性がある。暗号資産トラッキングサイトコインマーケットキャップによれば、本稿執筆時点での時価総額ランキングは269位で前日比8.74%増の0.45ドルで取引されている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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