Bitwise CIOがビットコイン20%反発の要因を解説

  • Bitwiseの最高投資責任者は、ストラテジー社のビットコイン大量購入がBTCの20%反発を後押ししたと指摘した。
  • 同社は過去8週間でビットコインを72億ドル追加した。
  • 購入資金には、配当利回り11.5%のSTRC優先株を充てた。
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ビットコイン(BTC)は、地政学的な緊張が続く中でも全体的に底堅い動きが続き、2月下旬以降はおおむね上昇傾向にある。

Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者(CIO)によれば、ストラテジーが大規模なビットコイン購入を継続していることが、足元の上昇相場を後押しする存在となっている。

ストラテジーのSTRC株式がビットコイン上昇相場の原動力

ホーガンCIOは火曜日に公表したメモの中で、複数の要因がビットコインの最近の上昇につながっていると認めた。同氏は、3月1日以降で38億ドルの力強いETF資金流入や長期保有者の新規積み増し波にも言及した。

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しかし、同氏は「最大の要因はストラテジーだ」と指摘する。同社は過去8週間で72億ドル相当のビットコインを買い増している。

「ビットコインは2月の安値からおよそ20%上昇し、7万6000ドル前後で取引されている。誰もがこの上昇トレンドが続くかどうか気にしている。鍵を握るのはストラテジーだ」と同幹部は記した。

同社の保有は現在81万8,334BTCとなり、100万BTCにはあと18万1,666BTC足りない。Galaxy Researchのアレックス・ソーン氏は、現在のペースが続けばストラテジーは2年以内にサトシ・ナカモトの推定保有(110万BTC)を超える可能性があると予想する。

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Bitwise CIOが語るストラテジーのSTRC購入が続く理由

ホーガン氏は、ストラテジーがSTRCを売却し、その資金でビットコイン買いを進めていることを指摘した。BeInCryptoの直近レポートによれば、2026年これまでで、同社のSTRC発行によるBTC購入額は米国現物ETF市場全体の10倍に達している。

ホーガン氏は、ストラテジーが今後も資金調達手段としてSTRCに依存する見通しを示す。同氏は、STRCの年率11.5%の配当は、ジャンク債が7%を下回る水準で推移し、資金がプライベートクレジットから流出している現状において魅力的と主張する。ビットコインの「バッファ」が400億ドル超に達しており、更なる買い余力も十分と見る。

「注目すべきは、ストラテジーの総負債(債務と優先株)のビットコイン保有額に対する割合だ。現時点では33%、すなわち債務が210億ドル、ビットコインが630億ドルである。この比率が50%に近づけば、投資家は懸念を持ち始めるだろう。だが、現状のビットコイン価格なら、今後さらに100億から150億ドルのSTRC発行余地がある。さらにビットコインが上昇すれば、余地も大きくなる。STRCの発行はまだ終わりではないと考える」とホーガン氏は語る。

一方、STRCにも批判の目が向けられている。エコノミストのピーター・シフ氏もその一人であり、ストラテジーのビットコインを担保とした利回りモデルは「デススパイラル」に向かう危険があると警告する。

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