Polymarketの賭け参加者は現在、9月の日本銀行(BOJ)利上げの確率を81%と見ている。2週間前は同じ賭けがわずか22%だった。
日本の通貨当局による円買い介入が効果を失い始めている。円は3か月ぶりとなる週間最大の下落に向かう展開で、直近の反発分を大きく帳消しにした。
介入効果の薄れ
円は今週約1%下落し、1ドル=159.43円となった。5月以来となる最悪の週間下落が見込まれる。
円は7月下旬から8月上旬にかけての協調介入の上昇幅の約半分を戻した。介入前は1ドル=164円近辺で推移していた。
効果が薄れるのは今回が初めてではない。4月の介入も同じ経路をたどり、その後数か月で円は40年ぶり安値水準まで下落した。
東京の元財務官僚である古沢満宏氏はロイターに対し、日本は円買い資金をいつでも再投入できると述べた。さらに、当局は円防衛のため利上げペース加速のシグナルを出すことも可能だと語った。
利上げへの期待強まる
介入と利上げの連動が、投資家の賭け方を変えている。Polymarketでは日銀の0.25ポイント利上げが80%超で織り込まれている。
OCBCのストラテジスト、シム・モー・シオン氏は指摘している。介入だけでは円のトレンドは変わらないという。
「円の反落はさほど驚きではない。」
同氏は、円には本格的なタカ派の日銀が必要だと語った。物価目標が近づく中で利上げ加速観測も強まってきた。
この賭けにはリスクもある。もし利上げが見送られれば、市場はすぐに失望する。かつてそのようなサプライズで円は再び160円近辺まで下落した。市場は当面、追加介入ではなく日銀の動きに賭けている構図。









