アダム・バック氏が760万ユーロをキャピタルBのビットコイントレジャリーに投入、これによりビットコイン376枚の追加購入を実現した。
キャピタルBはパリ西部、ビジネス街ピュトーに本社を構え、ユーロネクスト・グロース・パリ市場で取引されている。今回発行の新株は1株あたり0.58ユーロで設定。これは火曜日の終値を15.4%上回る水準。
キャピタルBビットコイントレジャリーが3521枚のビットコインを目指す理由
手数料控除後の純調達額は約730万ユーロの見込み。この資金と既存事業からの収益で、保有ビットコインは3521枚に拡大する可能性。
キャピタルBは「欧州初のビットコイントレジャリーカンパニー」と自称している。目的は希薄化後1株あたりのビットコイン増加であり、単なる保有数量増強ではない。バック氏はブロックストリームを共同創業し、現在もビットコイン基盤企業を運営している。
今回の調達は、ビットコインが 7万6577ドル付近で推移し、1日で1.66%下落する中で実施された。ホルムズ海峡付近で米国による攻撃が再発し、火曜日にビットコインは7万7000ドルを下回った。
ただしバック氏は、市場価格を上回る条件で引き受けている。キャピタルBが8月28日に定めた条件に沿った格好だ。一方で、より規模の大きな業界大手は慎重な姿勢を見せている。ストラテジーは先週、10週間の購入休止を解除したばかり。
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ワラント行使でバック氏の普通株持分は27.8%まで上昇も
新株1株ごとにワラント4本が付与される。2本は0.75ユーロ、1本は0.98ユーロ、1本は1.27ユーロの権利行使価格で、すべて5年後に満期を迎える。
全て行使された場合、株式数は5274万4120株に達し、新たに4940万ユーロの資金が調達される。バック氏の普通株持分は現行の14.82%から27.80%に上昇。希薄化後で23.36%となる。
キャピタルBは希薄化効果も開示。発行前に1%の持分だった株主は発行後、普通株ベースで0.97%に低下。すべてのワラントが株式に転換された場合は0.85%まで落ち込む。
キャピタルBは加速行使権も持つ。20日平均株価が各トランシュの権利行使価格の130%を超えた場合、加速行使期間を設けることができる。
株式10対1の併合が9月8日に実施され、全ワラント比率も再計算される予定。今回の割当は早くて9月3日に終了する見込み。
他のトレジャリー企業も同様の条件で資本市場を活用している。ソラナ関連のビークルは先週、優先株式の発行価格を決定。キャピタルBの次回開示で、376枚のコイン取得が実際に完了したか明らかになる見通し。









