トラスティッド

カルダノ、Marloweをメインネットに実装|スマートコントラクト開発を簡素化

3分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

カルダノ(ADA)ブロックチェーン専用のドメイン特化言語(DSL)であるMarloweが30日、カルダノメインネット実装された。カルダノ開発元であるIOGは早期採用者がテストとフィードバックを提供を開始するとしている。

Marloweは、金融やソフトウェア開発の専門知識に関係なく開発者がスマートコントラクトを作成するために設計されたドメイン特化言語。スマートコントラクトをデプロイするためのツールを提供する。Marloweは既存のスマートコントラクト作成ツールセットとは異なり、Marloweはスマートコントラクトに関するプログラミングスキルを必要としない。そのためスマートコントラクトを迅速に市場へのデプロイが可能となる。

Marloweの特徴の一つはその汎用性であり、様々なチュートリアルやガイドが利用可能であること。Marloweは内部と外部でブロックチェーン技術企業tweagにより監査されており、IOGは近日中に結果を公開する。

Marloweを使用すると、あらかじめ設計された「コントラクトテンプレート」を用いて、新たなスマートコントラクトの作成が容易に。Marlowe Runtime APIというインターフェースを通じて、開発者はCardanoブロックチェーン上でスマートコントラクトがどのように実行されるかを制御し、管理することが可能となる。これにより、スマートコントラクトがカルダノブロックチェーン上で適切に機能することが確保される。

Marlowe Playgroundというツールを使用すると、実際の資金を使ってメインネットにデプロイする前に、シミュレータ環境でコントラクトをテストすることが可能。MarloweはJavaScriptやHaskellといったプログラミング言語と互換性があるため、スマートコントラクトを分散型アプリケーション(DApps)にスムーズに統合することができる。

カルダノは現在DEX(分散型取引所)の取引が活発になっており、ミンスワップ(MIN)の取引量は5月初旬の558万ドルから5800万ドルに急増している。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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