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ChatGPT、音声チャット機能を無料ユーザーにも提供開始|アルトマン氏復帰へ

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ヘッドライン

  • OpenAIは22日、ChatGPTの音声チャット機能の無料ユーザーへの提供を開始した
  • 同機能は日本語にも対応しており、画面右下のヘッドフォンのアイコンをタップすると使用できる
  • ChatGPTは22日の日本時間午前7時から10時半までの間、アクセスが不可の状態が続いた
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OpenAIは22日、ChatGPTの音声チャット機能の無料ユーザーへの提供を開始した。同社これまで有料サブスクリプションユーザーににのみ同サービス提供していた

同機能は日本語にも対応しており、画面右下のヘッドフォンのアイコンをタップすると使用できる。音声認識機能はOpenAIの音声認識システム「Whisper」を使用しており、iOSおよびAndroidで利用が可能だ。発話機能では新しいtext-to-speechモデルを採用し、人間のような声をテキストとサンプル音声から生成が可能。利用者は5種類の声から選べ、開発にはプロの声優が協力している。18日に同社を退社し、マイクロソフトへ入社が見込まれているグレッグ・ブロックマン氏はXで「同機能であらたなChatGPTを体験できるだろう」と語った。ChatGPTは22日の日本時間午前7時から10時半までの間、アクセスが不可の状態が続いた

アルトマン氏、OpenAIに復帰表明

22日、OpenAIは正式にアルトマン氏をCEOとして復帰させると明言した。取締役会は一新されセールスフォースの元共同CEOブレット・テイラー会長、ラリー・サマーズ前米財務長官、米クォーラのアダム・ディアンジェロCEOで構成される。詳細は追って公開される。マイクロソフトへの移籍の有無は明らかになっていない。

OpenAIではアルトマン氏が18日に取締役会によってCEOのポジションからの解任を契機に社内での内紛が深刻化していた。同氏の解任を発端に、従業員770人中700人以上が取締役会メンバー全員の辞任を求める書簡に署名。署名者は、取締役会が辞任しなければ、アルトマン氏に続いてマイクロソフトへ移籍すると警告していた。情報筋によれば一部の投資家は、取締役全員の辞任を促し、アルトマン氏の復職を求める圧力をかけるため、保有するOpenAI株式の評価額をゼロに引き下げることを検討していた。

動画配信サービスTwitchの前代表であり、OpenAIのエメット・シアー旧暫定CEOはX上で「アルトマン氏の解任をめぐるプロセスとコミュニケーションが非常に悪く行われたことは明らかであり、我々の信頼に深刻なダメージを与えている」と批判していた。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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