サークルが水曜日にArcパブリックメインネットを公開。創設バリデータには伝統金融から11社が参画。トレーダーはすでにローンチ時のミームコインラッシュに備えつつある。
この構図は7月にローンチしたRobinhood Chainを彷彿させる。当初はトークン化資産が前面に打ち出されたが、やがて投機的取引が主流となった。サークルはArcを決済・清算用途で設計したが、同じ熱狂が再来している。
Robinhood Chainが先例を示した
Robinhoodは7月1日にArbitrumを基盤としたLayer2をローンチ。現実資産(RWA)を軸とした。ただ、リテールトレーダーは別の動きを見せた。
1週間以内にミームコインが台頭。Duneデータによると、7月8日には分散型取引所(DEX)の出来高が過去最高の5億6390万ドルに到達。トレーダーらは1日で1万6639件のトークンを新規作成した。
8月にかけて熱は一時沈静化したものの、再び拡大。8月29日には1日のDEX出来高が初めて10億6000万ドルを突破。その後、今月序盤に出来高が37億ドルの過去最高値を記録した。
なぜミームコイン・トレーダーが決済チェーン周辺に集結するのか
Arcにも同様の注目が集まる。Circleが構築したLayer1ネットワークであり、USDコイン(USDC)発行体でもある。ガス代は価格が変動しやすい独自トークンでなくUSDCで支払う仕様。サークルはArcを決済や為替、トークン化証券向けに設計した。
同社はArcトークンのプレセールで2億2200万ドルを調達。評価額は30億ドル。バリデータにはブラックロック、ビザ、マスターカード、ギャラクシー、SBIグループ、スタンダードチャータードが名を連ねる。
投機家はここ数週間、Arcローンチパッドやメインネット前のトークンを調査してきた。彼らは、ローンチ1週目がRobinhood Chainの取引ラッシュと酷似すると期待している。
「CTで活動していれば、『次のRobinhood戦線』と騒がれているのはすでに目にしたはずだ。もしかすると彼らの予想は当たるかもしれない」とStarPlatinum氏はコメントした。
サークルはArcを機関投資家向けのインフラと位置付ける。USDCはすでに742億ドルの時価総額を持つ。取引初週で先に参入するのは銀行か、それとも個人投資家か、注目される。
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