シタデル・セキュリティーズは、米連邦準備制度理事会(FRB)が水曜日に利上げを実施すると予想している。同社は4分の1ポイントの引き上げを主張しており、市場の大勢が据え置きを見込むなか、異なる見解を示した。
同社マクロ戦略責任者のフランク・フライト氏は、顧客向けノートでこの見解を示した。同氏は、市場参加者が中央銀行のタカ派転換を十分織り込んでいないと指摘した。
7月利上げが9月より重要となる理由
フライト氏は、今週の決定が後回しにする場合より重みを持つと述べた。この動きが、FRBのインフレ対応姿勢に対する市場の期待に影響を与える可能性があるとした。
より早期の利上げは、企業の価格設定や労働者の賃上げ要求の考え方にも影響を及ぼす。このタイミングの違いが、将来必要となる追加の金融引き締めを抑制し得るため、重要となる。さらに、ウォーシュ氏が掲げる物価安定回復への公約を裏付ける動きとなる。
「市場は再びFRBのタカ派転換の程度を過小評価しているかもしれない」と、フライト氏は 指摘した。
雇用統計や インフレ指標の軟化によって7月利下げ観測は後退したものの、フライト氏は、全体としてインフレリスクが根強く、労働市場も底堅いとの見方を示した。
トレーダーによる水曜日のFRB決定の織り込み状況
一方で、トレーダーらは依然として据え置きを有力視しているが、利上げ予想も 急上昇している。その変化率は市場ごとに異なる。
CME FedWatchによると、火曜日時点で0.25ポイント利上げの確率は37.9%となった。前週は25.7%だった。
予測市場はより慎重な姿勢を示している。Kalshiは同じ結果を28%で、Polymarketは27.5%で 織り込んでいる。
両市場ともに過去1日で大きく織り込みを変えた。Kalshiの利上げ契約は8ポイント上昇し、4500万ドル超の取引量となった。Polymarketの7月決定市場では1億700万ドル以上が取引された。
エコノミストの見方も同様だ。ロイターは7月17日から21日にかけて104人の予測者に調査を実施。いずれも今回の会合での政策変更を予想しなかった。
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