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コインチェック、トラベルルール対応へ|コインベースTrustを使用

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暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックは1日、トラベルルール対応開始に関する詳細情報を公開した。対象者は暗号通貨送金を行うすべてのユーザー。

コインチェックは、米暗号資産取引所コインベースのコンプライアンス基準「TRUST」を導入し、送金先の暗号通貨交換業者へ送金人名、受取人名、顧客識別番号等の通知事項を通知する。通知対象国は、アメリカ合衆国、アルバニア、イスラエル、カナダなどを含む18カ国

対応開始日以降、TRUST導入済のサービスや通知対象国以外の暗号資産交換業者、メタマスク等のプライベートウォレットへの送金が可能となる。ただし、送金先がTRUST導入していない場合、送金申請を受け付けない。さらに、送金できないサービスを宛先に指定された場合は、エラーが表示され送金できない。本稿執筆時点で、国内でのTRUSTを導入済みの暗号資産交換業者はbitFlyerのみとなる。

「TRUST」導入予定の暗号資産交換業者はこちらを参照

加えて、暗号通貨受取時にも通知事項の確認が必要となる。通知事項がユーザーに登録されている情報と合致しなかった場合や、通知事項が通知されなかった場合、メールで送金元情報の確認が行われる。通知事項の確認が完了するまで、入金反映に時間がかかることや、取引の一部が制限される場合があるとのこと。そのため、送金元で通知情報を入力する際には、入力間違いがないよう注意が必要となる。

トラベルルール対応は暗号通貨の送金および受取に適用されるものであり、Coincheck NFT(β版)におけるNFTの入庫および出庫には適用されない。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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