暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは7日午後より、暗号通貨アバランチ(AVAX)の取扱いを開始する。
アバランチはコインチェックのWeb版およびアプリで送金、受取、購入、売却が行える。Coincheck販売所でも取引が可能だが、開始時に同取引所での取り扱いはない。コインチェックでは貸暗号資産サービスや「Coincheckつみたて」も提供される。
AVAXは、DApps(分散型アプリケーション)構築のためのオープンソース・プラットフォーム「アバランチ」のネイティブトークン。AVAXは、トランザクション手数料の支払いやアカウントの基本単位に使用される。
米金融大手JPモルガンは11月、アバランチ(AVAX)などともに現実資産(RWA)のトークン化および、スマートコントラクト技術などを使った概念実証(PoC)を行った。同実証はシンガポール金融管理局(MAS)のプロジェクトガーディアンのもと行われた。
コインチェックの親会社マネックスグループは10月、NTTドコモと資本業務提携契約を締結。ドコモグループが投資・証券事業に本格参入するのは初となる。資本提携は24年の1月4日に実行される。NTTデジタルは11月28日、Web3ウォレット「scramberry(スクランベリー)」を発表。パブリック・ベータ版は11月にリリースされ、V1.0.0のフルバージョンは24年2月に予定されている。
アバランチ価格短観|44ドルへの続伸にらむ

アバランチ価格は10月から急上昇し、6日には26.96ドルの年初来高値を記録した。週足RSIは上昇し50を超えて買われ過ぎを示唆するも、前回の上昇相場では同様のRSI値を超えた状態から最高値を更新した。日足RSIも強気を示し、50を超えて弱気乖離トレンドラインを突破。このことから、当社シニア・インベストメント・アナリストのヴァルドリン・タヒリ氏は強気トレンドの兆しを示唆する。アバランチ強気派のジャボン・マークス氏は価格が120ドルに到達すると予測。
タヒリ氏は現在の動きが続けば、次の目標価格は44ドルとみている。これは、エリオット波動理論に基づき、第5波が第1波と3の合計の0.618倍の長さに達する場合の価格だ。第5波がさらに伸びれば、次の目標は58ドルとした。これは第5波が第1波と第3波の合計の長さに等しくなる場合だ。一方、22ドルの水平サポートを割り込むと強気の見通しは無効化され、16ドルへの40%下落が考えられるという。アバランチ価格分析の全文はこちら。
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