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分散型取引所「dYdX」、V4パブリックテストネットをローンチへ

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分散型取引所(DEX)dYdX(DYDX)は7月6日午前2時より、「dYdX V4」のパブリックテストネットをローンチする。これによりdYdXが掲げた5つのマイルストーンのうち4つのマイルストーンが完了したことになる。

マイルストーン4の完了により、世界から40以上のバリデーター参加など、パブリックテストネットの立ち上げに必要な機能が揃った。dYdXは2022年6月にdYdX v4のコスモス(ATOM)エコシステム上にての構築を発表。ソフトウェア開発キット「CosmosSDK」を利用し、独自ブロックチェーンを開発するとしていた。

テストネットはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)市場のみで機能し、アップグレードにより30以上のマーケットが追加可能となる見通し。テストネットではウォレットを接続しプライベートキーを生成し、dYdX Trading運営するフォーセットからテストネットのUSDCを受け取る流れを確認できる。ブリッジメカニクスのテストや、取引板と価格チャートの確認、市場統計データの閲覧が行える。成行注文や指値注文の設定、注文のキャンセル、注文履歴や取引履歴の確認、ポジション情報やアカウント情報の確認なども含まれる。

dYdXはレバレッジ取引を提供する分散型取引所。暗号資産トラッキングサイトのコインゲッコーによれば、現在のDYDXの価格は1.9ドルで前日比3.4%減、時価総額ランキング106位。dYdXによると、過去24時間の取引高は8.3億ドル。dYdXは3月にプライベートテストネットを立ち上げ、少数の外部バリデータを使用し機能テストを行っていた。22年、DYDXは前年比140%増となる4,663億ドルの取引量を記録している。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。...
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