トークン発行型クラウドファンディングFiNANCiEを運営するフィナンシェは25日までに、ITサービス企業TISとの資本業務提携を締結した。今回の提携により、金融包摂・地域課題解決などをテーマとしたビジネス機会の拡大に努め、日本のWeb3を推進するとのこと。なお、フィナンシェが発行するフィナンシェトークン(FNCT)はこの発表後、約15%上昇した。
フィナンシェはクラウドファンディング事業の他、NFT事業、IEO支援事業も手掛けており、トークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成・支援に強い。一方、TISは決済サービスの基盤開発に強く、クレジットカードの基幹システム開発で国内市場シェア約50%、デビットカードのサービス提供/システム開発では国内市場シェア約80%を誇る。
両社の強みを活かし、コミュニティトークン事業やNFT関連事業における、決済機能の組み込みを中心とした共同事業の推進や、ふるさと納税や電子住民票、デジタル通貨との連携による関係人口の構築、さらにIEO支援やセキュリティ分野での連携も予定している。
フィナンシェトークン(FNCT)、直近1ヶ月で2倍に|前日比15.2%増
暗号通貨フィナンシェトークン(FNCT)は過去1ヶ月で好パフォーマンスを維持しており、25日午後よりさらに急伸した。本稿執筆時点における取引価格は、前日比15.2%増の0.00184ドル。過去1ヶ月で2倍に高騰している。好調の要因として、13日にFNCTステーキングが開始されたことが挙げられる。
FNCTに関しては2023年3月、国内取引所コインチェックが同トークンのIEOを実施。上場後はIEO価格を大幅に上回る高値を記録し、話題となった。現在はコインチェックおよび海外取引所MEXCで購入可能。
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