大和証券グループとクレディセゾンの合弁会社フィンターテックは10日、イーサリアム (ETH)ステーキングを活用した貸暗号資産サービス「デジタルアセットステーク(消費貸借)」を開始した。ユーザーは、保有するイーサリアムをフィンターテックに貸し出す代わりに、暗号通貨建ての貸借料を受け取れる。
フィンターテックではユーザーより借り入れたイーサリアムでステーキング運用を行い、投資利益をユーザーに還元し、持続的な収益機会を提供するとしている。貸借料率は毎月更新され、イーサリアムの受領を確認後、翌営業日より貸借料が発生する。サービス内容の詳細は以下の通り。
最低貸出枚数 | 10ETH(約266万円) |
貸借料率(8月分) | 2.3%(年率換算) |
最低貸出期間 | 貸借料発生日から起算して2カ月目の応当日 |
貸借料の支払方法 | 毎月自動的に貸出残高に付与 |
返還手数量 | 0.005ETH/回 |
返還日時 | 引出し申請受付後5~10営業日 |
フィンターテックは2020年3月、国内初となる暗号資産担保ローンの提供を開始。同サービスではビットコイン(BTC)およびイーサリアムの担保ローンを実現した。22年7月には、ホテル宿泊利用権をNFT化したプロジェクト「NOT A HOTEL」と提携し、同NFT購入者向けの暗号資産担保ローンも開始していた。
なお、新サービス「デジタルアセットステーク」開始を記念したキャンペーンも10月31日まで開催。同サービスの利用者は、資金需要が発生した際、貸し出し済みの暗号資産を担保ローンに利用できるとしている。
イーサリアム価格は7月14日、2000ドル台に達するもダマシに終わり、その後は緩やかな下落傾向が続いている。現在価格は前日比0.67%減の1849ドル。

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