トラスティッド

フランクリン・テンプルトンのイーサリアム(ETH)ETFがDTCCに掲載

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shota Oba

概要

  • 資産運用会社フランクリン・テンプルトンがイーサリアムに連動するETF(上場投資信託)、「フランクリン・イーサリアムTRイーサリアムETF(EZET)」はこのほどDTCCに掲載された
  • DTCCへの掲載はSEC(米国証券取引委員会)によるフランクリン・テンプルトンのイーサリアムETFの承認を意味するものではない
  • SECは23日、同申請に関する判断の可能性を延期し、45日間の評価期間を延長していた
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資産運用会社フランクリン・テンプルトンがイーサリアムに連動するETF(上場投資信託)、「フランクリン・イーサリアムTRイーサリアムETF(EZET)」はこのほどデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(DTCC)に掲載された。

ただし、DTCCへの掲載はSEC(米国証券取引委員会)によるフランクリン・テンプルトンのイーサリアムETFの承認を意味するものではない。ビットコインETFがDTCCに掲載された際にDTCCは、「DTCCのリストは適格ファイルであり、にビットコインETFのティッカー掲載することは規制機関の承認を意味するわけでない」と否定していた。

DTCCに掲載されるも規制的側面からも承認への期待値が低いイーサリアムETF

フランクリン・テンプルトンは2月12日にSECに申請書を提出しており、承認されればシカゴ・オプション取引所(CBOE)に「フランクリン・イーサリアムETF」として上場される予定である。一方で、SECは23日、申請に関する判断の可能性を延期し、45日間の評価期間を延長していた。さらにロイター通信は25日、SECが5月、イーサリアムETFの申請を却下する見込みであると報じていた。VanEckのヤン・バンエックCEOはCNBCに今月、自社の申請が「おそらく却下されるだろう」と述べていた。

スタンダード・チャータード銀行はまた、SECによるイーサリアムETFの5月承認に悲観的な姿勢を示し、同行のジェフリー・ケンドリック氏は、「SECとETF申請者間の建設的な対話がBTC ETF承認の前例に従って進むと見ていたが、現在までそのような対話は公にされていない」と語っていた。

イーサリアム現在9社がSECに申請しており、VanEckとARKの申請が5月に判断される予定だ。ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、5月にイーサ現物ETFが承認される可能性を35%程度と見積もっているが、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長のスタンスが決定プロセスに影響するとみられている。

一方でMetaMaskを運営するConsensysは25日、イーサリアムの分類をめぐってSECに対して法的措置を開始。同社のジョー・ルビンCEOは、この訴訟がイーサリアムおよびそのコミュニティにとって重要な一歩だと述べ、過剰な規制による影響への懸念を示した。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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