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グーグル認証システム、アカウント管理機能をアップデート

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米グーグルは25日、同社が提供する二段階認証ツール「グーグル認証システム(Google Authenticator)」の最新アップデートを完了した

このアップデートではアカウント管理機能を強化。複数デバイス間で、同ツールのログイン情報を同期できる新機能が追加された。中国人暗号資産(仮想通貨)アナリストのWu Blockchain氏らが速報した

不正ログイン防止の観点から、グーグル認証システムは暗号資産取引所やSNSツールの利用における必須の二段階認証ツールとされている。

これまで同ツールのログイン情報は単一デバイスにのみ保存でき、複数デバイス間の同期には非対応だった。これにより「デバイスを盗難・紛失した場合、グーグル認証システムによる二段階認証を設定済みのサービスにログインできなくなる」という事象が多発していた。

グーグル認証システムは、iOS版およびアンドロイド版の両方で今回のアップデートを適用。グーグル認証システムのログイン情報を、グーグル・アカウントに紐付け、安全にバックアップする機能が追加された。これにより、デバイスを紛失しても、別のデバイスから同ツールのワンタイム・パスワードを確認できるようになった。

二段階認証とは:
IDやパスワードの入力に加え、その都度発行されるワンタイム・パスワード(セキュリティコード)の入力を行うことで、第三者による不正ログインや不正な入出金を防ぐ仕組み。ワンタイム・パスワードの確認作業では、登録アドレスに送られるメールの記載リンクをクリックしたり、グーグル認証システムのような二段階認証アプリに表示される数字を入力する。ログインや入出金の際に必要な手順を増やすことで、セキュリティ強化が可能。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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