約150万人の米国人が、グランド・セフト・オートVI(GTA6)の発売日である11月19日に仕事を休む可能性があると、あるエコノミストが試算した。失われる生産額は1日あたり10億ドルに達する見込み。
ゲーム publisher のテイクツー・インタラクティブ(TTWO)は、今会計年度に10億ドル超の営業キャッシュフローを見込んでいる。両者の数字は一致するが、指標としては異なるものを測定している。
「GTA6による1日10億ドル損失」試算は信頼できるか
この予測を示したのは、バルセロナのポンペウ・ファブラ大学の経済学者ホセ・ガルシア・モンタルボ氏だと、IBTimesが報じた。あくまで学術的な推定であり、公的見通しではない。
ただし、同氏がスペインの放送局カデナSERのインタビューで、実際の労働者数を挙げていなかったことを2本目のIBTimes記事が指摘している。150万人という数字は後から浮上したもの。
この予測は、仕事を休む可能性が高い層として18〜30歳の男性や技術職を挙げている。
一方、カリフォルニア州の自動車部品会社バーガー・モータースポーツは、11月19日に全社的な業務停止を実施すると発表したと、TechSpotが伝えた。この告知はInstagramで行われた。
テイクツーは「米国の損失分」をそのまま得るのか
直接的には異なる。テイクツーの見通しは、2027年3月31日までの会計年度を対象に、本業で生み出す営業キャッシュフローを集計したもの。
Nasdaqによれば、2026年会計年度の営業キャッシュフロー実績は6億2400万ドル。
テイクツーはまた、ゲームやサービスの純売上を指す「ネットブッキングス」で80億ドルから82億ドルを見込む。グランド・セフト・オートVIがこの見通しを支えている。
テイクツー株価は水曜日、本稿執筆時点で206.70ドル近辺で推移し、年初来で19.79%下落している(出典:TradingView)。
株価は直近3カ月で12.5%、過去1年で21.17%下落した。これに対しテイクツー側は8月、GTA6の予約受注が好調だったと説明したが、具体的な数値は明かしていない。
チャートでは、株価が7月に高値をつけた後、9月初めに急落している様子がうかがえる。
テイクツーの株価下落は、同社が11月19日発売日を堅持する中でも続いている。
どのような最終結果になるにせよ、1本のゲームが企業の人員体制や上場企業の業績見通しに影響を与える存在となっている。











