北國銀行は2日、石川県珠洲(すず)市、興能信用金庫、国内Web3企業Digital Platformerと共同で、ブロックチェーンを活用したデジタル地域通貨サービス「トチツーカ」を開始した。トチツーカのサービス拡充を通じ、地域のキャッシュレス化と行政サービスのデジタル化を推進する。
北國銀行主導のデジタル地域通貨サービス「トチツーカ」とは?
サービス第1弾として同日、専用アプリ「トチツーカ」をリリース。珠洲市が発行する独自ポイント「トチポ(珠洲トチポ)」の提供も同アプリ上で開始した。珠洲市が発行するトチポは、健康運動教室への参加や1日の歩数などに応じて付与される「健康ポイント」や、「自然共生ポイント」は、植林などの森林保全活動や海岸清掃などにより付与される「自然共生ポイント」などがある。1ポイント=1円で決済が可能。
これに加えて、北國銀行は早ければ年内にもステーブルコイン「トチカ(石川トチカ)」の発行を開始する。トチポは珠洲市内の加盟店で決済できる一方、トチカは石川県全域における流通を目指す。トチポ・トチカ両通貨とも、居住する自治体を問わず誰でも利用が可能だ。
トチツーカのサービスでは、決済データの管理に用いるブロックチェーン基盤として、Digital Platformerが開発するデジタル通貨・分散型ID発行プラットフォームSHIKIを利用する。ブロックチェーンの暗号化技術によりデータ改ざんのリスクを防ぎ、安全でトレーサビリティの高い決済システムを実現する。
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