インド、8月の株式調達額100億ドルで過去最高

  • インドは8月に過去最高となる約100億ドルの株式取引を成立させた。
  • LICの32億ドル規模の株式売却とマニパル・ヘルスの新規株式公開が首位となった。
  • Nifty 50は、活発な案件が相次ぐ中でも、8月に2.21%下落した。
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インドの株式資本市場、8月の取引額が約100億ドルに達し、過去最高記録を更新する見通し

今回の取引をけん引したのは、ライフ・インシュアランス・コーポレーション・オブ・インディアの政府保有株売却による32億ドルの大型案件。マニパル・ヘルス・エンタープライズによるIPOでは9億5800万ドルが調達された。そのほかブロックトレードや機関投資家向けの売り出しも続いた。

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株式取引ラッシュ、下落するNifty 50を尻目に加速

こうした活況は、インドの51兆ルピー規模の二次市場で生まれている。今年、アジア主要市場の中でもインドは特に弱含みだ。NSE Nifty 50指数は8月に入り2.21%下落、BSE SENSEXも1.51%下げている。

こうした下落は、厳しい1年の延長線にある。Nifty 50指数は2026年に7.36%安、SENSEXは9.08%下落。両主要指数は8月19日に月間最安値を付け、その後の取引で一時的に値を戻した。

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NIFTY 50およびBSE SENSEX 2026年8月月間パフォーマンス
NIFTY 50およびBSE SENSEX 2026年8月月間パフォーマンス 出典:TradingView

一方、取引急増の背景には国内の投資信託や保険会社の存在感拡大、そして個人投資家の積極的な参加がある。さらに、長らく売り越していた外国人ポートフォリオ投資家(FPI)も市場に戻ってきた。

FPIは8月これまでに2兆3544億ルピー(25億ドル)相当のインド株式を買い越した。7月は2兆200億ルピー(21億ドル)の買い越しだった。証券保管機関のデータによると、2026年通年では約2兆3000億ルピーの売り越し。

インド国立証券取引所やJioプラットフォームズによる大型株式売却も年内に予定されている。今後の取引価格は投資家の買い意欲次第で決まる見通し。

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