暗号通貨の代表格であるビットコインへの注目が高まっています。2023年11月から2024年にかけて現物ビットコインETFの承認が相次ぎ、2024年にはビットコインの半減期が控えていることも、その背景にあります。
そこで本記事では、PayPayや各種ペイを使ってビットコインを購入する方法を解説します。ビットコイン投資に興味がある人は、ぜひ最後までご覧ください。
ビットコインとは?
ビットコインとは、2009年にサトシ・ナカモトによって開発された世界初の暗号通貨です。ブロックチェーン技術と呼ばれる技術を基盤としており、分散型の通貨として設計されており、中央銀行や政府などの金融機関を介さずに、ユーザー同士で直接取引を行うことができるのが特徴です。ビットコインの発行枚数は、2100万枚に限定されており、インフレを抑制し、希少性を高める役割果たしています。
2023年11月現在、ビットコインは世界的な価値を認められており、多くの国や企業がビットコインの取引を開始しています。また、ブラックロックがビットコインETF(上場投資信託)を申請したことで、ビットコインの投資対象としての地位がさらに高まりました。
ビットコインの主な特徴は、以下のとおりです。
- 中央管理者を必要としない分散型の通貨
- 取引記録が分散型台帳に記録される
- 発行枚数が限定されている
- 世界的な価値が認められている
ビットコインをPayPayで買う方法
「PayPay」と「LINE BITMAX」のアカウントを連携することで、PayPayマネーから暗号資産の購入することができるようになりました。PayPayで購入できる暗号資産は、ビットコイン、イーサリアムのほか、リップル、ライトコイン(LTC)などの計7種類となっています。
LINE BITMAXとは
LINE BITMAXとは、LINE株式会社のグループ会社であるLINE Xenesis株式会社が運営する暗号通貨取引所。
LINE BITMAXの特徴は、以下のとおりです。
- LINEアプリと連携して簡単に取引できる
- PayPayマネーで入金・出金できる
- 初心者でも使いやすいシンプルなUI・UX
LINE BITMAXは、LINEアプリと連携して利用することができるため、LINEを普段から使っている方であれば、比較的簡単に取引を始めることができます。また、PayPayマネーで入金・出金できるため、銀行口座やクレジットカードからチャージする手間が省けるので、初心者の方におすすめの取引所となっています。
ビットコインをPayPayで買う手順

購入手順は以下の通りです。
- LINE BITMAXで、アカウントを作成
LINE BITMAXのアプリをダウンロードしてインストールし、アカウントを作成します。アカウント作成には、本人確認を行う必要があります「氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号・マイナンバーまたは運転免許証などの本人確認書類」を提出し、作成を行います。 - LINE BITMAXホーム画面で「ビットコイン」を選択し、「買う」ボタンをタップ
購入したいビットコインの数量と購入金額を入力し、「買う」をタップします。 - 「PayPayマネーで購入」を選択し、「買う」ボタンをタップ
「支払方法」の画面で、「PayPayマネーで購入」を選択し、「買う」ボタンをタップします。初めて購入する場合は「利用規約」の確認画面が表示されます。 - 購入完了
購入が完了すると、画面に「購入が完了しました」と表示されます。購入したビットコインは、LINE BITMAXの「ウォレット」画面で確認できます。
ビットコインの購入には、PayPayマネーの残高が必要です。PayPayマネーの残高が不足している場合は、銀行口座からチャージするか、コンビニなどで現金でチャージすることができます。購入手数料は無料となっており、24時間365日購入することが可能。PayPayの本人確認が完了している必要があるため、事前にPayPayの本人確認を済ませておきましょう。
ビットコインを各種ペイやその他サービスで買う方法

ビットコインを各種ペイやその他サービスで買う方法について解説します。以下の3つの方法でも、ビットコインを購入できます。
- LINEペイ
- メルコイン
- 楽天ウォレット
「LINEペイ」でビットコイン購入する
LINEペイは、LINE株式会社が提供する、QRコードやバーコードを用いて決済できる電子マネーサービス。PayPayと同様に「LINE BITMAX」を利用することで、LINEペイを使ってビットコインを購入できます。LINEペイでビットコインを購入するには、以下の手順で行います。
- LINE BITMAXのアプリをダウンロードしてインストールし、アカウントを作成
- LINE BITMAXホーム画面で「ビットコイン」を選択し、「買う」ボタンをタップ
- 「メイン口座から購入」を選択し、「買う」ボタンをタップ
メイン口座(LINEペイ残高)に金額がチャージされていないと、LINEペイを使って購入ができないため、事前に購入金額分をチャージしておきましょう。
「メルコイン」でビットコインを購入する
メルコインを利用することでも、ビットコインを購入することができます。メルコインは、株式会社メルコインが提供する、メルカリアプリでビットコインを購入できるサービスです。メルカリアプリでアカウントを作成すれば、最短即日で口座開設が完了し、メルペイ残高や売上金、ポイントなどを使ってビットコインを購入することができます。取引サービスの利用者数がサービス開始から7カ月で100万人を突破し、コインチェックやビットフライヤーに続き、業界で第3位の口座数となっています。
メルコインの特徴は、以下です。
- メルカリアプリ内だけで取引ができる
- 売上金でビットコインを購入できる
- セキュリティ体制が整っている
メルコインは、メルカリアプリと連携して利用できるため、メルカリを普段から使っている方であれば、簡単に利用することが可能。また、1円からビットコインを購入できるため、少額から投資を始めたい方にもおすすめです。
メルコインでビットコインを購入する方法は、以下のとおりです。
- メルカリアプリをダウンロードしてインストールし、アカウントを作成
- メルペイ残高や売上金、ポイントをチャージ
- メルカリアプリの「ビットコイン」をタップ
- 購入したいビットコインの数量と購入金額を入力して、「買う」をタップ
関連記事:メルコインの特徴と買い方を解説
「楽天ウォレット」でビットコインを購入する
楽天ウォレットは、楽天グループが提供する電子マネーやポイント、クレジットカードなどの決済サービスを提供するサービス。楽天会員であれば、誰でも利用できます。
楽天ウォレットの特徴は、以下のとおりです。
- 楽天ポイントや楽天キャッシュとの連携できる
- 最低100ポイントから暗号資産に交換できる
- 暗号資産を楽天キャッシュにチャージできる
2020年10月からは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨に加え、ビットコインキャッシュ・ライトコイン・リップル・カルダノ・ポルカドット・ステラルーメンなどの取引サービスも提供しています。
楽天ウォレットでビットコインを購入する方法は、以下のとおりです。
- 楽天ウォレットのアプリをダウンロードしてインストールし、アカウントを作成
- 楽天ポイントまたは楽天カードで入金
- 楽天ウォレットのアプリで「暗号資産」をタップ
- 購入したいビットコインの数量と購入金額を入力して、「買う」をタップ
楽天ウォレットの口座開設には、楽天会員の登録が必要であるため、会員登録が済んでいない場合は、楽天会員の登録を行いましょう。
2024年以降のビットコイン相場について

2023年後半から2024年にかけて、現物ビットコインETFの承認が期待されており、また2024年にはビットコインの半減期が控えています。これらを背景に、2024年以降は暗号通貨市場全体がブル相場になると期待が集まっています。
現物ビットコインETFの承認
現物ビットコインETFとは、ビットコインを裏付けとする上場投資信託のことです。現物ビットコインETFの承認により、投資家は、ビットコインに直接投資することなく、証券市場を通じてビットコインに投資することができるようになります。
現物ビットコインETFの承認は、暗号通貨の投資ハードルが下がるため、市場の拡大につながると期待されており、もし承認されれば、日本国内の証券会社でもビットコインETFの購入も可能になるでしょう。
ビットコインの半減期
ビットコインのマイニング報酬は、4年に1度、半減する仕組みになっており、ビットコインの供給量が減少することで、価格が上昇する傾向があり、この仕組み・サイクルを「半減期」と呼びます。
過去のビットコイン半減期を見ると、いずれも価格の大幅な上昇につながっており、2016年の半減期では、ビットコイン価格は約1,000ドルから約2万ドルまで上昇しました。また、2020年の半減期では、ビットコイン価格は約1万ドルから約6万ドルまで上昇しました。
現物ビットコインETFの承認とビットコイン半減期を背景に、2024年以降は暗号通貨市場全体がブル相場になると予想されています。ただし、暗号通貨は、価格変動が激しいため、リスクを理解した上で、投資を行いましょう。
まとめ:ビットコインはPayPayを使って購入可能

本記事では、PayPayや各種ペイを使ってビットコインを購入する方法について解説しました。「PayPay」と「LINE BITMAX」のアカウントを連携することで、PayPayマネーからビットコインの購入が可能。
PayPayや各種ペイを運営している大手企業は、今後も暗号通貨への参入を進めていくと考えられるため、各種ペイを使ってビットコインを購入する方法は、今後もさらに普及していくと予想されます。しかしビットコインは、価格変動が激しいため、投資を行う際には、そのリスクを十分に理解した上で、投資を始めるようにしましょう。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報をもとに読者が取る行動は、あくまでも読者自身のリスクで行うものとします。「Learn」サイトでは、質の高い情報を提供することを第一に考えています。私たちは、読者にとって有益な教育的コンテンツを特定し、調査し、作成するために時間をかけています。この基準を維持し、素晴らしいコンテンツを作成し続けるために、私たちのパートナーは、私たちの記事への掲載に対して手数料を支払う場合があります。しかし、これらのコミッションは、偏りのない、誠実で有益なコンテンツを作成するためであり、私たちの活動プロセスに影響を与えることはありません。
