MakerDAO(メイカー・ダオ)のガバナンストークン「メイカー(MKR)」はこのほど、直近1カ月で47.3%の上昇率を記録した。暗号通貨メイカーはコインチェック、GMOコイン、bitbank(ビットバンク)の国内各取引所で取り扱いがある。ユーザーは、日本円で直接購入することが可能。
オンチェーン分析ツールCoinglassによると、中央集権型取引所(CEX)が保有する暗号通貨メイカーの残高は、28日に前日比5.75%増の7万1750MKR(1億1100万ドル相当)と上昇したことが観測された。これは、3日以来の高水準となる。暗号資産(仮想通貨)を取引所に大量移動する行為は、その後の利確目的の売却を示唆し、投資家の不安を煽る傾向がある。そのため、暗号通貨MKRの価格動向についても注意する必要がある。

MKR価格は現在、前日比3.8%増の1547ドル。時価総額で第34位に位置する。
MakerDAO(メイカー・ダオ)とは?
MakerDAOは、米ドルステーブルコインDAIを管理するDAO(自律分散型組織)。ユーザーは、イーサリアムのスマートコントラクトを通じて暗号通貨DAIを発行することができる。5月にはDAIに特化したレンディングサービスSpark Lendをローンチ。8月には同サービス上でDAIをロックすると受け取れる金利「DAI Savings Rate(DSR:DAI貯蓄率)」利回りを最大8%に引き上げた。これを受け、暗号通貨DAIは同月、時価総額を20%増となる9億ドル(当時レートで約1450億円)上昇させた。
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