イーサリアム(ETH)のヴィタリック・ブテリン共同創設者は2日、保有していた58万ドル相当の暗号資産(仮想通貨)MakerDAO(MKR)を売却した。価格への影響はさほど見られず、その後にMakerDAOクジラ(大口投資家)による大量の資金移動が観測された。
ブテリン氏は過去にも開発資金調達のため保有資産を何度か売却しており、多くの投資家がブテリン氏の取引動向に注目している。なお、暗号通貨MakerDAOは国内取引所bitbankとGMOコインでも取り扱いがあり、日本居住のユーザーも購入可能。
MakerDAO運営に不信感か|ブテリン氏のMKRトークン大量売却の背景
MakerDAOのルーン・クリステンセン共同創設者は1日、ソラナ(SOL)のコードベースを用いた新たなネイティブブロックチェーン構築の旨をコミュニティ内で提案した。ブテリン氏はこの直後にMKRトークンを売却したことから、イーサリアム依存からの脱却を示唆したMakerDAOの運営方針に対し、不信感を示したものと見られる。
MakerDAOは分散型金融(DeFi)大手プロトコルで、クリプト中央銀行とも呼ばれる。イーサリアムを含む複数の暗号通貨を担保としたアルゴリズム型(無担保型)ステーブルコインDAIを発行し、暗号通貨MakerDAOは同プロトコルのガバナンストークンだ。MakerDAOのTVL(預入資産総額)は50億ドルに達し、DeFiプロトコル全体で第2位の規模を誇る。
MakerDAOクジラの大量購入
ブテリン氏がMakerDAOを手放した一方、クジラが1230万ドル相当のMKRトークンをバイナンスの取引所ウォレットからセルフカストディ・ウォレットに資金移動したことが観測された。
クジラが取引所ウォレットからセルフカストディ・ウォレットに資金移動を行う行為は、該当する暗号通貨の長期保有を示唆し、価格に好影響を与えるケースが多い。同日、MakerDAO価格はクジラの動きに反応し、約4%反発した。MakerDAOの現在価格は前日比1.3%増の1127ドル。なお、直近1週間で10.4%上昇している。

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