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マイクロストラテジー、2023第2四半期決算報告でビットコイン買い増しが顕著に

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米ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーは1日、2023年第2四半期(4~6月)の決算報告を行った。暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の保有状況などについても公開した。同社が保有するビットコイン枚数は、7月31日時点で15万2800BTC(約6500億円)。

マイクロストラテジーが同四半期中に追加購入したビットコイン枚数は1万2333BTC。21年第2四半期以降、単一四半期における購入枚数としては最大となる。今後は自社株式を発行・売却を進め最大7億5000万ドルを調達し、ビットコインの追加購入などに充てる計画も明らかにした。上場企業として最大のBTC保有枚数を誇るマイクロストラテジーのビットコイン購入戦略に、多くの投資家が注目している。

マイクロストラテジーは、企業向けにビジネスデータの分析プラットフォームを提供し、1998年にアメリカのナスダック市場に上場。23年第2四半期の純利益は2220万ドルを記録し、前年同期比に純損失を11億ドルを計上した状況と対照的。総収益は前年同期比1.4%減の1億2040万ドル。ビットコイン価格が年初比2倍近くに上昇する一方、マイクロストラテジー株(MSTR)は年初比3倍以上に高騰している。

マイクロストラテジーは20年8月よりビットコイン投資を進め、過去3年間で25回以上の購入を完了。1BTCあたりの平均取得価格は2万9672ドル(約424万円)。マイクロストラテジーの株式購入がビットコインへの間接的な投資手段とみなされている節もあり、ブラックロックをはじめ金融大手各社がマイクロストラテジー株への投資を行っている。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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