24karatウォレットは24年2月より、AIICOとともに自動販売機を使ったNFT販売を開始する。「24karat ウォレット」は利用者13万人を超えるデジタルウォレットで、「AIICO」はサイネージ型IoT自販機。全国に約1000台配置する。
同取り組みにより、ユーザーフレンドリーでシームレスな購入体験を目指す。プレミアムなNFTを販売し、人気コンテンツや新規プロジェクトを取り入れる。テスト販売は24年2月から始まり、クローズドの案内では第1弾の内容が明かされた。
AIICOは流行のIP(知的財産)に関心がある親子世代、デジタルネイティブのZ世代、モノ消費より体験価値を重視するミレニアル世代をターゲットにしている。これらのユーザーが集まる大都市圏ターミナル駅や大型商業施設などに配置され、O2O(オンライン・ツー・オフライン)のタッチポイントとなる。情報筋によれば自動販売機は4大都市圏を中心に95%以上の全国都道府県に配置される予定だ。

購入体験はユーザーフレンドリーでシームレスであり、発見から購入まで最短30秒で完了する。本サービスは、NFTに慣れていないライトユーザーにも対応し、簡単にアクセスできるよう設計されている。メタマスクなどのノンカストディアルウォレットへの移転もサポートしており、2次流通にも対応している。

AIICOオンラインコミュニティの検討も進んでおり、自販機での購入体験を活性化する活動が計画されている。サイネージ型IoT自販機『AIICO』の設置箇所の拡大や、新規NFTプロジェクトへの支援も予定されている。同社は7月22日からの1週間の期間限定で新宿アルタに自動販売機を特設し、24kZAPユーザーに対してMEGAMIとコラボしたNFT及びキーホルダーの配布の実証実験を行っていた。
24年の動きが正念場になるNFT|ビットコインNFTが台頭か

バイナンスリサーチの15日の報告によれば、23年を通じて、NFTの取引量は低迷し、2月から9月にかけて毎月新たな年間最低値を記録した。10月には回復を見せ、11月には取引量が大幅に増加した。同社は、11月に最も人気を集めたビットコインNFTの成長で、取引量は3億7500万ドルを超えたことを指摘し、ビットコインネットワークにとって顕著な成果であるとした。同社はまた、11月の取引量の急増は市場の前向きなセンチメントとNFTシーンの復活を示すもので、24年のNFTの動向が市場の再活性化を維持するかが重要となるとした。
米資産運用会社ヴァンエックは7日、24年の暗号資産市場予測レポートにおいて、NFT市場の活動が史上最高値に回復、依然としてイーサリアムがリード、ビットコインがOrdinalsプロトコルを通じて勢いを増すと発表した。ETHとBTCのNFT発行比率は3:1に変化すると予測した。
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