国内4例目のIEO案件となった暗号資産(仮想通貨)「Nippon Idol Token(NIDT)」が26日、上場した。NIDTトークンは上場直後より続落し、一時、IEO価格比76%の下落となる1.2円を記録した。
NIDTトークンを発行・運営するアイドルエンターテイメント企業「オーバース」は、1月にNIDTトークンのIEO計画を発表。暗号資産取引所のcoinbookおよびDMM BitcoinによるIEO実施も同時に発表され、3月末よりIEO購入申し込み受付を開始していた。
coinbookは26日12時にNIDTトークンの取り扱いを開始。上場価格はIEO販売価格と同じ5円。上場直後から5円を大幅に割り込み、記事執筆時点で、60%減の2円にて取引されている。なお、DMM Bitcoinでは、26日19時よりNIDTトークンを上場予定。
オーバースはNIDTトークンのトークノミクスに関し、総発行枚数10億枚のうち、30%に相当する3億枚をIEO販売分として計画。同社は24日、IEO販売の結果をプレスリリースで公表し、販売数量は2億枚、販売金額は10億円を達成していた。
IEOとは:
暗号資産取引所がプロジェクトを代行して行うトークンセール。イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)の頭文字を取った略称。日本でIEOを実施する場合、暗号資産取引所を介して審査(一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)及び金融当局による審査を含む)を行う必要がある。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。