プロトレーダー向けNFTアグリゲーターOpenSea Proは23日、オファー(最低取引価格よりも低い価格による取引交渉機能)のキャンセル手数料を無料とする新機能を導入した。OpenSea Proでは従来、NFTトレードにおいて一度出したオファーを取り下げてキャンセルする場合、ガス代(トランザクション手数料)が発生していた。
今回のアップデートで、オファーのキャンセル時にかかるガス代が無料に。これまでユーザーが負担していたガス代節約と、キャンセル手続きに関するプロセスの短縮を実現した。
OpenSea Proは、オープンシーが2022年4月に買収したNFTプラットフォームGem(ジェム)をリブランディングしたもの。170以上のNFT市場の出品情報を自動集計し、最良価格を提示するアグリゲーター(集計サイト)として4月5日にサービス提供を開始した。
15日には分散型NFTプラットフォームSudoswap V2への対応を含むアップデートを完了し、ユーザーが取引できるマーケットプレイスの幅がさらに広がった。トレーダーの利便性向上を目指したアップデートを頻繁に行い、市場シェアを拡大しつつある。
なお、今回実装されたオファーキャンセル手数料の無料化は、OpenSea Proにのみ適用。一般ユーザー向けのNFT市場オープンシーについては、引き続きオファーキャンセル時にガス代が発生する。
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