Optimismは、今後12か月間で約3億4300万OPのリリースを予定している。買い戻しプログラムでは900万OPを買い戻した。
財団の予算カレンダーにおいて、Year 5(5年目)は2026年5月から2027年4月までとなる。この期間の見通しは、OPが過去最安値を記録した5日後の木曜日に発表された。
Optimismの5年目見通しとは
Optimismはイーサリアムのレイヤー2ネットワークである。OPはそのガバナンストークン。毎年、財団は新たに発行するOPの出所を定めている。5年目は4つの供給源がある。
- エコシステムファンドが2億OPと最大の割合を占める。
- 初期コア貢献者が4760万OPを追加。
- 投資家が1530万OPを追加。
- ガバナンスファンドが1000万OPを追加。
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エアドロップとレトロファンディングはいずれもゼロである。
これらを合計すると、総額は2億7290万OP。しかし、報告書の供給目標は3億4300万OPを示している。7000万OPの差に関する説明はない。
さらに別のギャップが存在する。報告書は流通供給量を21億6000万OPとするが、同じ報告書で公式記録とされた財団のトラッカーは、木曜日に22億9000万OPを示していた。その差1億2500万OPの所在は不明である。
財団は数値について、「方向性を示す推計値」と説明している。低く見積もっても2億OP超が新規発行される見通し。投資家はすでに割当分の92%を保有し、初期貢献者は78%を保持。この大規模なトークンロック解除は、縮小しつつあるプールから引き出されている。
買い戻しは新規供給のごく一部のみをカバー
ガバナンスは2026年1月に買い戻しを承認した。スーパー・チェーン収益の最大半分を1年間の月次OP購入に充てる。
最初の購入は3月5日に成立。財団の公開スレッドによれば、95.8イーサ(ETH)を使い、157万OPを取得した。
これまでの総購入数は900万OP、約78万1000ドル相当。3億4300万OPのロック解除予定と比べれば、38枚発行につき1枚しか買い戻せていない。
その買い戻し原資となる収益も減少傾向である。コインベースのBaseネットワークは2月にOPスタックから離脱。このニュースでOP価格は23%下落し、Optimismは数週間後に2割超の従業員を削減した。
OPは木曜日、0.0867ドル付近の最安値圏で取引され、日中2.5%安。8月1日には0.082043ドルで底を打った。2024年3月の最高値4.84ドルから98%下落した水準にある。
今やエンタープライズ戦略がOPを支える
Optimismはユーザーへのトークン付与を停止した。4年目はエアドロップが実施されず、レトロファンディングもシーズン7で中断。グラント審議会の予算も縮小した。
両プログラムの残額はほとんど手付かず。レトロファンディングは8億5900万OPのプールから8140万OPを使用したのみ。
エンタープライズ向け事業「OP Enterprise」が2026年1月に始動し、取引所やフィンテック、銀行向け本番インフラ販売へ転換。ビットパンダのVision Chain、Ink、DunamuによるGIWA Chain契約などが顧客リストの先頭。Baseも離脱を発表した同じ投稿で有料顧客として契約した。
財団は今後の支出をこの戦略転換に連動させた。
「トークン配布はOP Enterprise戦略と密接に連動し、OPメインネットの成長やエンタープライズ顧客獲得に照らして計測される」とOptimism財団は報告書で述べた。
OPメインネットの月間取引件数は4年目に6割超増加。現在価格で換算した解禁予定分の価値は約2980万ドルで、トークン総時価の15%。保有者にとっては単純な問いになる。企業向け収益が埋め合わせ以上に拡大できるかどうか。
Optimismは、本稿執筆時点でBeInCryptoの取材に応じていない。









