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伊高級時計パネライ、パスポートNFT提供へ|ブランドの証明書に活用

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ヘッドライン

  • 伊高級時計ブランドのパネライは10月3日以降、同ブランドの腕時計にNFTベースの「デジタルパスポート(パスポートNFT)」を付与する
  • パスポートNFTは時計の技術仕様や製造工程などの詳細情報を含み、保証書の役割を果たすほか、譲渡することも可能
  • 商品証明書として活用できるパスポートNFTによって、偽造品が流通する中古市場でもユーザーは安心して購入できるようになる
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イタリアの高級時計ブランド「パネライ」は10月3日以降、新品市場で販売する全ての腕時計にNFTベースの「デジタルパスポート(パスポートNFT)」を付与する。パスポートNFTは時計の技術仕様や製造工程などの詳細情報を含んでおり、譲渡することも可能。

高級時計市場ではコピー品が流通しており、それを取引する行為は商標権や著作権などを侵害する違法行為とされ、問題視されている。「改ざんが不可能」というブロックチェーン技術を取り入れたNFTを高級時計の真贋判定において活用するユースケースとなる。

パラネイは2022年3月、ハイブランド向けWeb3ソリューション・プロバイダーArianeeと提携し、NFT付きの50本限定モデル「ラジオミール アイリーン エクスペリエンス エディション」を販売。今回も引き続きArianee社と提携し、全ラインナップにNFTパスポートを導入することとなった。

購入者は、パネライ直営店で腕時計を購入時にデジタルパスポートを受け取るか、保証書に記載されたQRコードをスキャンしてパスポートNFTを受け取ることができる。なお、時計の国際限定保証を最大8年間まで延長するインセンティブも付与し、ユーザーの登録を促す。

米ブルームバーグによると、高級時計に関しては2033年までに、中古市場が新品市場の販売額を上回ると予測されている。パスポートNFTを高級時計の証明書として活用することで、より多くのユーザーを中古市場に呼び込む狙いだ。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事する。国内暗号資産メディアにて専属ライター・編集などを経て、23年3月、ジャーナリストとしてBeInCrypto...
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