柴犬コイン(SHIB)のコア開発者Shytoshi Kusama氏は28日、独自のレイヤー2ブロックチェーンシバリウムの再稼働を正式に発表した。柴犬コインはシバリウムを16日にローンチしたが、大量のトランザクションからネットワークが一時停止。約170万ドル分のETHが一時定期に滞留した。24日、再稼働するも、柴犬コインのRagnar氏はX(旧Twitter)で「シバリウムは現在もテストモードである。公式発表があるまで待っていただきたい」と語っていた。
発表時点では、6万5000以上のウォレットと35万件以上の取引が確認された。問題が発生した直後、Shibariumの開発者はポリゴン(MATIC)Sandeep共同創設者とすぐに連絡を取り、迅速な対応が行われたと明らかにした。さらに、問題解決に協力した全メンバーへの感謝の言葉も述べられた。
一方、同氏はシバリウムで取り扱われているトークンの中には不適切なものも混じっているため、取引する際は十分な調査が必要だと警告が出されている。出金に関してはSHIB、LEASH、WETHは45分から3時間、BONEの出金には最大7日必要だとされている。
オンチェーンデータ分析ツールIntoTheBlockによれば、柴犬コインホルダーの70%が1年以上わたって同コインを保有している。一方で現在の価格で利益を出しているホルダーは約13%にとどまっている。
柴犬コインとは?
柴犬コインは「Ryoshi」という匿名の人物により、ERC-20規格に基づいて作られたミームコイン(トークン)だ。ドージコインを模倣し、柴犬と名づけられた。Ryoshi氏によれば、柴犬コインは「分散型の自発的なコミュニティ構築の実験」であり、仮想通貨プロジェクトが100%コミュニティによって運営されたらどうなるのかという実験であるとしている。SHIBの総発行枚数は1,000兆枚だが、21年5月にはイーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏がSHIB開発側から送付されたSHIBの40%をバーンし、10%を慈善団体に寄付した。21年にはその価格は50万倍越えとなり、同年最も上昇した仮想通貨となった。柴犬コインのエコシステムではこのほかにもShibSwap(DEX)の提供やShib – The Metaverseの開発を行っている。柴犬コインは暗号通貨セキュリティ監査会社CertiKの監査を通過している。
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