トラスティッド

ソフトバンク、AIデバイス「AIpin」の開発企業Humaneと提携し日本市場に導入へ

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • ソフトバンクは29日、AIを活用したウェアラブル端末「Ai Pin」を提供するHumaneと通信事業におけるパートナーシップを締結した
  • 両社はソフトバンクのサービスと顧客との接点を利用し、Ai Pinを日本市場に導入する
  • Ai Pinは、服や他の表面にクリップできるバッテリーパックとしても機能する四角いデバイス
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ソフトバンクは29日、元アップル社員らが立ち上げた米スタートアップHumaneと通信事業におけるパートナーシップを締結した。パートナーシップはAIを活用したウェアラブル端末「Ai Pin」と専用AI駆動OS「CosmOS」に関連するもの。

両社は協業は、ソフトバンクを日本でAi Pinの独占通信提供者とする戦略的投資の機会の1つであるとした。両社はソフトバンクのサービスと顧客との接点を利用し、Ai Pinを日本市場に導入する。さらに、ソフトバンクとHumaneは、CosmOSを他のモバイルデバイスに導入し、日本でのアプリ不要の第三者サービスやAI駆動のユーザーエクスペリエンスのエコシステム構築に向けて協業を行う計画である。

AIpinとは?

Ai Pinは、服や他の表面にクリップできるバッテリーパックとしても機能する四角いデバイス。Qualcomm Snapdragonプロセッサを搭載し、カメラやセンサーで環境を追跡・記録する能力を持つ。スクリーンがないため、音声、ジェスチャー、レーザープロジェクターを利用して情報を手に投影するなど、新たなインタラクション方法を採用。プライバシーを重視し、ユーザーの操作でのみアクティブになる。内蔵スピーカーもあり、Bluetoothヘッドフォンへの接続が可能。バッテリーは終日駆動可能だ。

AIpinは米国居住者を対象に11月より注文を受け付けており、価格は699ドル。マイクロソフトやOpenAIのAIモデルへのアクセスに月額24ドルが発生する。

ソフトバンク、日本AI市場で活発な動きを見せる

ソフトバンクグループは現在、AI半導体大手エヌビディアに対抗する人工知能(AI)半導体新ベンチャー設立を見据え、最大1000億ドル(約15兆円)の資金調達を目指している。同プロジェクトは「イザナギ」と名付けられ、孫氏がソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスを補完する企業を構想している。孫氏は、AI技術の発展に向けた長期的なビジョンを持ち、AGI(汎用人工知能)の実現を目指しており、イザナギプロジェクトはその一環として位置付けられている。

孫氏はアルトマン主導の「AIデバイスプロジェクト」に参加しており、10億ドル以上を投資する方針だ。孫氏は議論で、ソフトバンクが90%の持ち分を持つ英半導体設計大手Armに同プロジェクトの中心的な役割を果たすよう提案していた。同プロジェクトは23年12月アップルのiPhoneおよびApple Watchの開発を担当するタン・タン上級副社長の参加が決まった。楽天は26日、OpenAIと通信業界向けのAIツールの開発に向けて協業すると発表していた。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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