暗号通貨Solanaが1日、昨日比17%増という急騰を示した。破産手続中の暗号資産取引所FTXが10月30日、ステーキングアカウントに5800万ドルのSolana(SOL)を誤って凍結してしまったことが原因だとされている。
ブロックチェーン分析会社Nansenによれば、FTXは10月30日、160万SOLをアンステーキングしようと試みたものの、不具合により、ステーキングアカウントで凍結させたという。該当のウォレット、FTX Cold Storageには、1,033WBTC、36万4859JSOL、約400万USDTを含むさまざまな暗号資産が1億ドル相当分以上保管されている。
@FTX_Official 's $58M @solana mishap adds complexity to the crypto exchange's bankruptcy turmoil. https://t.co/5RhYLtw5HM
— Crypto News (CoinGape) (@CoinGapeMedia) November 1, 2023
破産手続中に起こった不具合に債権者からは大きな疑問の声が飛んでいるという。SOLについては通常プロセスの中で起きた不具合とあり、この問題にさらなる混迷をもたらしそうだ。
混乱の中でもSOL価格は強気か
このような混乱の中でも、SOLは市場で強さを示していると言えよう。SOLは過去24時間で11.2%、過去1週間で15.1%も急騰しており、前月までに56.9%の上昇となった。ただし、今回のFTXによって、SOLがアンステーキングされそうになったことで、価格下落が見込まれる可能性はある。
SOLは本稿執筆時点で$42.58 となっている。
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