ソラナ(SOL)は暗号資産市場全体を上回るパフォーマンスを示し、過去7日間で上昇している。市場全体が大きく下落する中での乖離が目立つ。
データによれば、SOLは現実資産と投機の2種類の取引が同時にユーザーを呼び込み、勢いを増している。
市場下落の中でソラナが独自の動き
SOLは73.54ドル前後で取引され、過去7日間で約7%上昇した。ビットコイン(BTC)はこの期間に約4.9%下落、イーサリアム(ETH)も約6%下落。
上昇はネットワークの利用拡大とも重なる。オンチェーンで取引を行うユーザー数を示す指標であるアクティブアドレス数は、ソラナで451万件となり、2月以降で最高水準。
活動拡大の背景には2つの主要領域がある。Santimentによれば、ソラナではトークン化株式の記録的な拡大と、6月26日以降に話題となったxStocks、さらにSOLの重要なテクニカル水準回復が活発化の要因。
The Kobeissi Letterは、先週ソラナ上でのトークン化株式の取引高が初めて100億ドルを突破したと強調した。
「より重要なのは、ソラナが現実の取引活動のための主要チェーンになりつつあることだ。今の急騰が来週も続けば、SOLの反発が本物のネットワーク活動に裏付けられているという見方を強める」 ― Santiment(同社コメント)
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Ansemエアドロップがソラナでミームコイン熱を加速
トークン化株式の拡大に加えて、土曜日の活動急増は、暗号資産インフルエンサーAnsem氏がPump.funのプロファイルで得たクリエイターフィーの一部をエアドロップすると発表したタイミングと重なった。
BeInCryptoが既報の通り、ミームコイン「ブラック・ブル(ANSEM)」はこのニュース後1週間で約2万%急騰。インフルエンサーは6730万枚超のANSEM(約940万ドル分)を700以上のウォレットに配布した。同氏は本日さらなるエアドロップ実施も発表。
ただし、Lookonchainは、配布の大半がわずか7つのウォレットに集中していると指摘。このうちのウォレットは3830万ANSEM(約129万ドル相当)をすでに売却済みで、さらに1160万枚(約162万ドル相当)を保有したまま。
それでもエアドロップは、ソラナ全体のミームコイン活性化を牽引した。DefiLlamaによれば、ソラナDEXの取引高は6月27日の11億6000万ドルから29日には25億ドル超へ倍増。
Pumpはソラナの分散型取引所(DEX)でトップの取引高を記録し、過去24時間で5億1090万ドル、過去7日間では42億2000万ドルに達した。これらの数字は、ミームコイン取引がネットワークの最近の活動増の主因であることを示す。
この2つの傾向は同じ結論を示す。ソラナはトークン化株式による実需と、ミームコインを通じた投機マネーの双方を一挙に呼び込んでいる状況。
今後の課題は持続性だ。トークン化株式はSpaceX、SanDisk、Micronへのエクスポージャーに大きく依存しており、ミームコイン急騰もインフルエンサー主導イベントが起点となった。
アクティブアドレスやDEX取引高が今後も保たれるかどうかで、SOLの反発が本格的な利用拡大か、一時的な関心によるものかが判断される。
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