分散型アプリデータ企業DappRadarは28日未明、NFT市場についての最新レポートを発表。レポートによると、2022年第四半期(10月-12月)および2023年第一四半期(1月-3月)の直近半年で、米Yuga Labsが運営するNFTコレクションの市場占有率が34.6%を記録した。
市場占有率とは:
ある市場に占める特定の事業者の売上の割合を示す数値。マーケットシェア、市場シェアと表現する場合もある。「特定の事業者の売上(金額または数量)」÷「市場規模(金額または数量)」×100%により算出。
Yuga Labsは21年4月にBAYC(Bored Ape Yacht Club)をローンチし、その後のNFTコレクションを多数リリースしてきた。22年にはCryptoPunks、Meebitsなど他社のNFTコレクション買収を完了。22年12月以降はDookey Dash、Legends of the Mara(LOTM)などWeb3ゲーム開発にも力を入れていた。他にも3月には同社初のビットコインNFT(Ordinals)となるTwelveFoldのオークションを開催。Yuga Labsの時価総額は現在、40億ドル規模となっている。
Yuga Labsが運営するNFTは16コレクションに及び、その取引高総額は過去半年で約20億ドルに達した。これは同期間の市場シェア34.6%に相当。レポートではYuga LabsがNFT市場を独占している理由として「Yuga Labsは、コミュニティに価値を提供し、コミュニティを育成することに尽力した」と説明している。
Yuga Labsが開発・運営する主なNFTコレクションは以下の通り。
- BAYC
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kannel Club)
- Otherdeed
- CryptoPunks
- Meebits
- TwelveFold
なおBAYCはピーク時の22年4月、最低取引価格が152ETH(当時レートで約42万9,000ドル)に達したが、記事執筆時点では50.7ETH(約9万7,000ドル)で取引されている。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
