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DeFiレンディング大手Aave、Baseチェーンに対応

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DeFi(分散型金融)レンディング大手Aave(アーベ)は22日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーンBase(ベース)に対応した。Baseチェーンのサポート対応を開始したのは、アーベの最新プロトコル「Aave V3」。17日から19日にかけて事前にガバナンス投票が行われ、賛成100%(52万5956票)という結果だった。

ユーザーは、DeFi運用の資金となる暗号通貨イーサリアムを国内取引所で購入後、メタマスクなどの暗号資産ウォレットに送金し、Baseが提供するブリッジサービスBase Bridge経由で、イーサリアムをBaseチェーン上へブリッジする必要がある。

Baseチェーン版Aave V3で現在対応している暗号通貨は以下の通り。

  • 貸し出し:イーサリアム(ETH)、Wrapped ETH(WETH)、Coinbase Wrapped Staked ETH(cbETH)、Bridged USD Coin(USDbC
  • 借り入れ:ETH、cbETH、USDbC

Baseは9日にメインネットを一般公開後、エコシステムの拡大が続いている。飲料大手コカ・コーラは14日、Baseチェーンのメインネット一般公開記念イベント「Onchain Summer」にてNFTコレクション「The Masterpiece collection」を発行。その他、大手分散型取引所(DEX)Uniswap(ユニスワップ)がBaseチェーンに対応。さらにBaseチェーンを基盤とする分散型SNS「friend.tech」は、ベータ版リリースから約10日で累計収益が300万ドル(約4億3000万円)を突破している

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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