トランプ米大統領は火曜日に、連邦住宅金融庁(FHFA)長官ビル・ピュルト氏を国家情報長官(DNI)代行に指名した。この人事は、暗号資産に前向きな経歴を追ってきたビットコイン保有者から即座に祝福の声が上がった。
38歳のピュルト氏は、FHFA長官およびファニーメイとフレディマックの議長職を引き続き兼務する。恒常的なDNIが指名・承認されるまで、両職を兼ねる体制。
ピュルト氏のFHFAにおける暗号資産推進の実績
2025年6月、ピュルト氏はファニーメイとフレディマックに対し、住宅ローン審査で暗号資産の活用を認めるよう指示した。この指令により、借り手が保有する暗号資産を事前に現金化する要件が撤廃された。
2026年3月には方針を拡大し、暗号資産による担保を住宅ローンで初めて認めた。
ただし、ルールに付随する厳格なカストディ要件のもと、米国規制下の取引所保有資産のみが対象となる。
連邦の公開情報によれば、同氏はビットコイン(BTC)、ソラナ(SOL)、マイナーMARAホールディングスを個人的に保有している。配偶者も最大200万ドル相当の暗号資産を保有している。
「ビットコイナーがDNI役に就任した」と、デビッド・ベイリー氏が歓喜した。
JD・バンス副大統領は、ピュルト氏が情報機関に対し取る姿勢を称賛し、人選を擁護する投稿をおこなった。
「ビル氏は素晴らしい人物であり、情報機関の官僚機構が選出されたリーダーに従うべきだと認識している」とバンス副大統領が述べた。
一方、批判者はピュルト氏に情報機関や国家安全保障分野の経歴がないことを指摘する。
特に暗号資産の市場構造をめぐる議論が議会で活発化する中、連邦法ではこうした経験者が優遇されると指摘。ただし代行ポストには上院承認が不要となる。
「ホワイトハウスが望む論調を示すと信じて指名されたように見える。本来必要な情報ではなく」と、マーク・ワーナー上院議員が述べた。
ピュルト氏のビットコインに友好的な住宅金融政策が情報分野にも及ぶか、今後注目される。









