ビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)は過去7日間で3170BTCを流出。一方、イーサリアム(ETH)ETFは同期間に3万7959ETHを増やした。
この動向はイーサへの機関投資家の需要拡大を示す。ブラックロックのETHAファンドがイーサリアム流入の大半を占め、同社のIBITファンドがビットコインの流出を主導した。
ビットコインファンド、資金流出 資本は他資産へ
iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は、週内で3511BTCを流出。これはカテゴリ全体の純減3170BTCを上回る規模。グレースケールのビットコインファンドはさらに10BTC減り、ビットワイズのBITBも27BTC減となった。
フィデリティのFBTCが109BTC、ARK 21シェアーズのARKBも77BTC増やし、一部の減少を相殺した。ビットコインは本稿執筆時点で約6万3900ドルで推移し、ETF資金流出でも週間で約4%上昇。
ビットコインETFは数カ月間の大規模流出からなお回復途上にある。7月中旬までに流出した82億ドルのうち、3.3%しか戻っていない。
機関投資家、イーサリアムへの投資を拡大
イーサリアムETFは週内で3万7959ETHの流入を記録し、うちブラックロックのETHAファンドが3万7424ETHを占めた。グレースケールのETH商品が5515ETH増やす一方、フィデリティのFETHは4980ETH減少となった。
この流れは今月初めにBeInCryptoが報じた動向をさらに押し上げている。イーサリアムファンドは7月24日まで3週連続で流入超となり、その週は1億390万ドルで他の現物暗号資産ETFを上回った。
ウォール街のイーサへの需要はETFにとどまらない。BitMine株は今週13%上昇し、投資家は同社のイーサリアム財務戦略を評価した。SharpLink Gamingも夏場の変動期にETH保有を増加させている。
ETFへの資金流入と財務需要の両面から、短期売買ではなく構造的なシフトを示唆する。ビットコインETFの運用資産額は依然762億2000万ドルとイーサリアムの97億2000万ドルの7倍超。しかし、新たな資本は徐々にイーサに向かいつつある。イーサ価格は1913ドル付近で推移し、週間で約1%上昇。









