ビットコイン上昇相場に潜む3つの警告サイン

  • ビットコインは昨日7万9,000ドルを突破したが、主要なオンチェーン指標が警戒感を示している。
  • CryptoQuantによると、パーペチュアル先物が上昇を主導し、現物需要は縮小を続けている。
  • グラスノードのデータによると、短期保有者の実現利益は、過去の2026年相場トップ前の基準値の3倍に達している。
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ビットコイン(BTC)は、足元1カ月で10%超上昇しながらも、依然として高い値動きが続いている。昨日の取引では一時7万9000ドルを突破した。

これは2月初旬以来の高値を記録した後、やや反落した。本稿執筆時点でBTCは7万8258ドルで取引されており、前日比2.54%上昇。

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ビットコイン(BTC)の価格推移
ビットコイン(BTC)の価格推移 出典: BeInCrypto Markets

しかし、強い反発にもかかわらず、主要な3つの指標が警戒サインを示している。

ビットコインの月間10%上昇が「壁」に直面する3つの理由

CryptoQuantの調査責任者フリオ・モレノ氏は、この上昇が永久先物の取引活発化によるものだと指摘する。同氏は、スポット需要は依然縮小傾向にあるものの、そのペースは鈍化していると付け加えた。

ビットコインのラリーは永久先物需要が主導
ビットコインのラリーは永久先物需要が主導 出典: X/Julio Moreno

モレノ氏は、現在の状況を1月時点と比較。当時はBTCが9万8000ドル近辺で天井を付け、その後急落した。

「スポット需要が縮小し続ける中で投資家が利益確定に動けば、調整リスクが高まる」と同氏は述べた。

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Glassnodeのデータによると、短期保有者の実現利益の24時間単純移動平均は現在、1時間当たり440万ドルとなっている。この数値は、年初からローカルトップを示してきた150万ドルの水準の約3倍に相当する。

「この波の利益確定を吸収し、短期保有者コストベースを上回るモメンタムを維持できる需要の新たな材料がなければ、現水準からの反落は当レポートが示してきたパターンと整合的といえる。複数のシグナルが現時点では確信よりも警戒を促している」とレポートは指摘した。

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さらにGlassnodeは、BTCが7万8100ドルのトゥルーマーケットミーンを上抜けたことについて「サイクル上で大きな意味を持つ動き」とした。しかし次の上値目標は、短期保有者コストベースである8万500ドルとなる。

6万〜7万ドルで買い増しした投資家は、現在利益圏に近づきつつある。Glassnodeによれば、この層にはポジション解消の強い動機が生じている。さらに8万ドル付近まで戻れば、直近の買い手の54%超が再び利益に転じる。

「この構造は、短期的なローカルトップ形成の可能性を高めており、トゥルーマーケットミーンを上抜けしているものの、警戒が必要といえる」とGlassnodeは付け加えた。

このように、警告サインが増加している。新たな需要がこの分配圧力を吸収できるかどうかが、反発の継続か反落かを左右する。


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