Web3通信プロトコルDMTPを開発するシンガポール拠点企業Highphen(ハイフン)は19日までに、ゲーム大手スクウェア・エニックスなどから資金調達を実施した。調達金額は非公開で、DMTPプロトコルのモバイルアプリ開発、CRM(顧客情報管理)システム開発、グローバルマーケティングなどに活用する。
今回、ハイフン社に出資した企業は、スクウェア・エニックスの他、インターネット広告企業アドウェイズ・ベンチャーズ、Web3アクセラレーターArriba Studioなど。ハイフン社は2022年9月よりシードラウンドでの資金調達を開始しており、7月には通信大手NTTドコモの子会社NTT Digitalとの提携を結んでいる。
DMTPは、Decentralized Message Transfer Protocol(分散型メッセージ転送プロトコル)の略語。Web3ウォレットベースでのコミュニケーションを実現する次世代メッセージサービス。ユーザー同士のコミュニケーションのみならず、分散型アプリケーション(DApps)がユーザーへ個別通知を送信するユースケースが想定されている。
さらにDMTPでは、Webウォレットベースのメッセージ送受信などにより、同プロトコルの独自トークンが得られるリワード機能なども実装する予定。事業者向けにも、ユーザーのオンチェーンデータ・オフチェーンデータ分析からターゲットをセグメント化してメッセージを個別に配信する機能などを開発中。Web3マーケティングにおけるインフラツールとなることを目指している。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
