ドナルド・トランプ前米大統領は18日、JPモルガンの会長兼CEOであるジェイミー・ダイモン氏が、以前は厳しくビットコインを批判していたことを緩和したことを示唆した。この暴露はブルームバーグのインタビューで行われたもので、トランプ氏はダイモン氏を財務長官に任命する案も浮上させた。
なお、ダイモンは2016年にこの役割を辞退している。
ダイモン氏のビットコイン批判の過去
同会話は、シティバンク、バンク・オブ・アメリカ、アップルのCEOを含む80人近いビジネス界の著名人との幅広い会合の後に行われた。トランプはこの会合を「ラヴフェスト」と呼び、アメリカのテクノロジーとビジネスの未来に対する統一的なビジョンを示唆した。
「ジェイミー・ダイモンは非常に否定的だったが、突然同氏が少し態度を変えた」とトランプ氏は語った。
かつてより、ダイモン氏はビットコインに懐疑的で、2024年4月にはビットコインを “詐欺”や”ネズミ講”などと非難した。しかし、同氏は一貫してブロックチェーン技術を賞賛しており、その技術を「本物の新技術」と表現している。彼のリーダーシップの下、JPモルガンは、JPMコインなど様々なブロックチェーン・プロジェクトを開拓してきた。
このダイモンの見通しの変化は、トランプが暗号資産への支持を強めていることと一致する。暗号資産をベースとしたNFTへの有利なベンチャーに続き、トランプはこの業界を公然と支持している。同氏の選挙運動は現在、ビットコインやその他の暗号通貨での寄付を受け付けており、現政権のデジタル通貨に対する慎重な姿勢とは対照的だ。
トランプ氏は先月、 “エネルギー支配 “を達成するための国内ビットコイン採掘の戦略的重要性を強調した。同氏は、暗号資産を軽視することで、他国、特に中国が米国を追い越す可能性があるとの懸念を示した。
「もし私がそれを脇に投げ捨てたら、それは他の国、おそらく中国に拾われるでしょう。まだ赤ん坊だ。今はまだ赤ん坊だ。しかし、私は他国にこの分野を引き継がせる責任を負いたくない」とトランプは述べた。
さらに、トランプは暗号資産業界の要人とも積極的に交流している。同氏はナッシュビルで開催されるビットコイン2024会議にも基調講演者として出席する。
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トランプ氏は単に暗号通貨をより広く受け入れることを提唱しているだけでなく、非可菌トークン(NFT)構想の拡大も計画している。以前のNFTリリースの成功に続き、トランプ氏は新しいコレクションの計画を発表し、彼の支持者の「信じがたい精神」を称えた。
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