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イーサリアム現物ETF、5月に却下される見込みか=報道

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更新 Shota Oba

ヘッドライン

  • 米国証券取引委員会(SEC)は来月、イーサリアム現物ETF(上場投資信託)の申請を却下する見込みであることが業界筋から明らかになった
  • 情報筋によると、最近のSECとの会合が一方的であり、提案された製品についての具体的な詳細が議論されなかったと述べている
  • 現在9社がSECに申請しており、VanEckとARKの申請が5月に判断される予定だ
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米国証券取引委員会(SEC)は来月、イーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)の申請を却下する見込みであることが情報筋から明らかになった。ロイター通信が25日に報じた。情報筋によると、最近のSECとの会合が一方的であり、提案された製品についての具体的な詳細が議論されなかったと述べている。現在9社がSECに申請しており、VanEckとARKの申請が5月に判断される予定だ。

関連記事:米SEC、イーサリアム(ETH)財団を調査

SEC会合で、申請者は以前承認されたビットコインETFとイーサリアムの先物ベースETFが先例となると主張したが、SECのスタッフは具体的な懸念点を明らかにせず、質問もほとんど行わなかった。そのため、関係者は申請が却下されると予測している。

一方で、申請者は追加の開示書類をSECに提出し、対話を継続する計画を持っている。VanEckのヤン・バンエックCEOはCNBCに今月、自社の申請が「おそらく却下されるだろう」と述べていた。

関連記事:米SEC、ブラックロックのスポット・イーサリアムETFに関する評決を延期

これまで、SECはイーサリアムとビットコインを基にしたETFの設立申請を受けてきたが、ビットコインに関してはグレースケール・インベストメントが裁判で勝利した後、1月にビットコインETFを認可した経緯がある。しかし、イーサリアムに関しては、SECは先物ETFを承認しているものの、現物ETFに対しては依然として懐疑的な姿勢を見せている。さらに、拒否された場合、新たな訴訟につながる可能性もあるという。

スタンダード・チャータード銀行はこのほど、SECによるイーサリアムETFの5月承認に悲観的な見方を示していた。スタンダード・チャータード銀行のジェフリー・ケンドリック氏は、「SECとETF申請者間の建設的な対話がBTC ETF承認の前例に従って進むと見ていたが、現在までそのような対話は公にされていない」と語った。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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