分散型SNS「friend.tech」でこのほど、オンチェーン活動の大幅縮小が観測された。friend.techは10日にイーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークBaseで招待制のベータ版を開始した分散型アプリケーション(DApps)で、X(旧ツイッター)のインフルエンサーやフォロワーが独自のソーシャルトークンKeys(旧shares)を発行し、売買することが可能。20日時点では同プラットフォーム上で発生した累計収益が300万ドル(約4億3000万円)を突破するなどし、注目されていた。
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オンチェーン分析ツールDune.comによると、friend.techのソーシャルトークンKeys(旧shares)取引高は21日、1690万ドル(約24億7000万円)を記録した後に急落。27日時点でピーク比90.5%減の161万ドル(約2億3500万円)となった。1日あたりのKeys取引者数もピーク時の3万5000人から急減。27日には約7800人が観測され、ピーク比77.5%減。これに加え、friend.techの関連トランザクション件数、アクティブ・アドレス数などの指標も軒並み急落している。
friend.techのソーシャルトークンKeysとは
ユーザーはfriend.techアカウントの登録時、X(旧ツイッター)と連携することで、同アプリ上のソーシャルネットワークを「Keys(旧Shares)」としてトークン化できる。Keysを購入したフォロワーは、発行主であるインフルエンサーのチャット閲覧やメッセージ交換が可能となる仕組み。取引には手数料が発生し、その一部がKeys発行主に還元される。
なお、Keysを購入するには国内暗号資産(仮想通貨)取引所などで購入資金となる暗号通貨イーサリアムを用意する必要がある。購入したイーサリアムをメタマスクに送金し、Baseチェーンにブリッジ後、friend.techのアプリ内ウォレットに送金することでKeysの取引が可能。
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